花乃さんサヨナラショー・３
サヨナラショーのあとの話。
うろ覚えで書いてるので記憶違いがあると思いますがご寛恕ください。
（あと、ジェンヌさんによって記憶の濃度にものすごい差があるのも……）
●退団者が袴に着付ける間、組長のさおたさんが退団者のコメントを代読します。
最初はオカリナちゃん。
「桜花りな――オカリナです」と組長さんが紹介したとき、客席にじわりと笑い声が起こりました。
面白いキャラで面白い愛称だからな。
ロケットが大好きで、どんな学年になってもロケットをやっていたいというようなことを言ってました。
結局ロケットを外れるほどの上級生になるまではいてくれなかったわけだが――ロケットでのものすごい笑顔はロケット大好きゆえの喜びからきていたのか。
・続いてりおな。
タカラジェンヌになりたいというよりは、花組の男役になりたいという気持ちだったというのが印象に残りました。
冴華の「華」は花組の「花」なんですね。
花組配属になれてよかったねぇ。
――どうでもいいが花組男役＝花男を「ハナダン」読みする人と「ハナオトコ」読みする人がいるけどどちらが正しいんだろう。私は後者だと思ってた。
で、千秋楽でりおなは「ハナダン」読みしていてみりおは「ハナオトコ」読みしていたと思う。
育った組によるのか？
・最後に花乃さん。
『WMW』について「わりとマジで忘れられません」と言ってたのが面白かった。
さおたさんはちゃんと副題の「わりとマジでウェスタン」も言っていて、そこでも客席がちょっと笑いました。
●ジェンヌさんが順番に大階段を下りて組からと同期生からのお花を受け取る。
オカリナに組からのお花を渡したのはたぶん組内首席の峰果くんだと思うんだけど、下手花道から出てこなきゃいけないので結構な移動距離でした。
・花乃さんは「今日も雨が降ると思っていました」（雨女だから）。
「音楽学校に入学した日も雨で、（入団してからも）土砂降りの日もありました。それでも一緒に笑ってくれる仲間と、優しく傘をさしかけてくれる方がいました」みたいなご挨拶だったと思う。
９６期だから、他の期よりもいろいろあったよね……と思わずにいられませんでした。
そういう含みを抜きに、誰だってジェンヌ人生はいろいろあるものかもしれませんが。
