宙組『エリザベート』感想・7
宙大劇『エリザベート』思い出し書き。
・シシィが仮死したときの大叔父・モンチの眉毛。
よくそんな角度になるな!と思うほどのザ・八の字。
・モンチのヴィンディッシュ嬢はとてもリアルな感じがした。
一瞬まともなのかな?と思うときもあるけど、いきなり針が振り切れて、でも本人の中では矛盾がない感じが。
扇を交換するときにシシィに感銘しないところもいい。
一瞬でシシィのことなど忘れて新しい美しい扇にのみ関心を示す。
シシィに関係なく生きていて、言いかえれば彼女はシシィからも自由である。
なにからも自由であるところが、シシィのありたかった姿なのかなと。
・リヒテンシュタイン役のしーちゃんはいい演技・いい存在感。
元々歌えて芝居のできる人ではあったけど、ここ最近の役付きのよさから真ん中に近い押し出しも出るようになった。
・マダム・ヴォルフはワンシーンのみの登場なのでそれ以外はバイトしてるうらら様。
見つけるとすごく嬉しい。とにかく顔が好きなのよ。
結婚式の舞踏会でピンクのドレス着てたり、ハンガリー訪問のところでガッと芝居してたり、ミルクの場面で先頭切って出てきたり。
ミルクは銀橋にも出てくるので、上手前方席座りたかったわー。
・シュテファンを演じてるときのりくの熱さがすごかった。
声もパーンと出て……前からこんなに出る人だったっけ!?と驚いた。
・パレードで革命家グループ3人そろって大階段を降りてくるのはいい演出。
こう言っちゃなんだけど、春瀬くんは儲けたなぁ……。
・侍従チームでは上手のあきもが面白いなぁ(でも下手側はまだまだ)と思ってたんですが、この前観たら下手側の琥南くんもだいぶ演技が濃くなってた。
・黒天使。
そらのダンスとビジュアルが好き。
かけるは不動明王とか般若とかを思い起こさせる、とても男性的なビジュアル。
・マダム・ヴォルフのコレクションの場面、てんれーさん演じる大司教様と娼婦の水音さんの追いかけっこがこっぱずかしくて楽しい。
ローブを脱がされるところとか、ものすごく芸者遊びっぽい(笑)。
時代劇でたまにある「鬼さんこちら、手のなる方へ」で遊ぶ殿さまっぽいんだよね。
あと、誰か忘れたけど娼婦の股ぐらに顔をつっこむような動きで止まってる人がいたような……いいのか、これ。
・フィナーレのデュエットダンス、好きです。
衣装は賛否あるみたいだけど私は好きだなぁ。
銀橋に出てきたまぁくんがジャンプするところはどきどきします。
落ちないだろうけどさ!
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