咲あや版『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』感想・2

雪組宝塚大劇場公演『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』の感想。

・とっぱしは小公子と小公女を中心にした下級生のナンバー。大劇場公演だけあってすごい人数でした。
可愛い娘役もきれいな男役さんもいたけど、さすがに誰かを判別するのは大変ですわ。
でもなんとなく乙瀬くんのような気がする。

・咲ちゃんフェルゼンの銀橋渡り。
マリー・アントワネットの「ステファン人形」を手に歌いながら銀橋を渡る。
このあとのストーリーを知らないとかなり謎な状況だなぁ。成人男性が少年の人形を手に、って。
というか、このあとのストーリーを知っててもけっこう謎な状況ではあるのだが。

いや、そもそも女の子が好き好んで男の子の人形を作るか?ってところから謎ではある。

・仮面舞踏会、ロココなお衣装がたくさんで豪華ーーー!!
あああああ宝塚っっ。
上級生が多いからかドレス捌きもとても美しい。

・仮面舞踏会でマリー・アントワネットから手を差し出されたから応じただけなのに、オスカルから「無礼者」呼ばわりされるフェルゼンが気の毒。
仮面舞踏会って素性がわからないのが前提じゃないのか。(ふりだとしても)

・オスカルあーさ、恋する演技がうまい。
ビジュアルも「オスカル」として大正解だ。麗しさ、大事。

・ブイエ将軍のまりんが上手い、上手すぎるぞ。頼もしすぎる専科さんだ。

・いまだにベルばらの原作を読んでないのですが、これが噂のジャンヌか。
はばまいが音くりちゃんに見えた。

・モンゼット侯爵夫人の柚長、シッシーナ伯爵夫人のあんこさん。
「悶絶」「失神」はともかく、フェルゼン派とオスカル派の2人で客席に賛同を募ってるのは面白かった。

・「今宵一夜」が早いっっ。
まさか第1幕でやってしまうとは。

そして「オスカルは死にました」(byジェローデル)はさらに驚きの早さだった。

・「今宵一夜」であーさオスカルの背後から包み込む縣アンドレに、「あにまるハウス」のあがあさを思い出した。
ソファでさ、6期上の上級生の背後に腕を回すようにしてるってどないやねんと思ったもん。肩を抱いてたわけでなし、長い腕が余ってたんやろといえばそれまでなんだけどさ。
私、あがちんは基本的に「右」側の人として愛でてるんだけど、あーさ相手だとさすがに「左」なんだなぁとかしょうもないことを考えてしまいましたよ。

・1幕ラストは客席から去るフェルゼン。
このときに限らず、何度かある咲ちゃんのマント捌きに見惚れました。

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