
安倍晴明のパートが終わると壱弥くん・椿くんメインで「京都でバイラ」。
「コンコンチキチンコンチキチン」と祇園祭の京都を前面に打ち出して熱く踊る。
揃いの衣装の男女がちょっとずつ前に出てはピックアップされるのは演出と振付の愛ですね。
そして「鏡の夢」。
トップ娘役の舞美さんをメインに、白藤さん、城月さん、櫻子さまが三面鏡の動きを見せる。
着物姿も華やかに、赤い花(椿?)を飾ったモダンな髪型も素敵。
揃い方がすごいです。
娘役4人とはいえ身長差もそれなりにあるけど合わせてきますもんね。
今回私はいわゆる「とちり席」でオペラグラスなしでも全体が見える非常に良いところで観劇したのですが、2階や3階で見たらそれも素晴らしかろうなぁ。
白藤さんの日舞はすごいと聞いていましたが、さすがでした。
鏡のセットが飛んで広い舞台で伸びやかに踊るところも素敵でした。
続いて「夏の祝舞」。
夏の空を背景にした、とてもさわやかな素踊り。
黒紋付きの男役6人(楊・華月・登堂・壱弥・椿・桐生)がきりりと凛々しい。
楊さんと桐生さんがいっしょに踊るところは、見ている側もなんか「よかったねぇ」みたいな気持ちになる。
幸せをかみしめて、残り少ない機会を愛おしんでいるよう。
ここまでが和物パートで、「ラティンクス」から主に洋舞パートになります。
熱い熱い歌とダンス。
翼くんのラテンはほんといいな。
ひさしぶりに見た気がする碧くん。やっぱりこの人のダンス好きだなぁ。
リズム感が独特なのかな。
小柄だけど男役を全力で楽しんでる。というか身長的には娘役なんだけど、男役らしいギラギラ感がいいのよ。(そして何度見てもあまと似である)
そして椿くん。
「顔がいい、見た目がいい…」って10秒ごとに思うので目が離せない。顔とスタイルが良すぎるんですよ。
男役ってどうしても持って生まれたものに左右される部分があるので、そういう意味で恵まれた、男役になるために生まれたようなお人だなぁと思うよ。ありがたや。
ダンスもとても上手くてファンへ送る目線も全方位にバッシバシで、相変わらずの完璧超人ぶりだった。
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