『New Wave! -宙-』感想・7

2021-02-23宙組

●りくくんメインの「エトランジェ」。
ダンサー・りくくんを堪能する場面であると同時に、大人っぽい雰囲気の娘役さんを愉しむ場面でもあります。
結乃さん・涼華さんらダンサー娘役の見せ場でもありますね。

うららちゃんは全場を通してのヒロイン格であるからしてここでもいい扱い。
大人っぽい美貌がこれまた麗しい。

・が、ここでの女役のメインは女装したゆいちぃです。
タコ足のダルマです。
美脚です。

ゆいちぃは、美脚ダンサー枠というポジションを確立してゆきそうである。

りくくんとゆいちぃのダンスは見ごたえがありました。
アダルトなムードの場面だけど、色気よりは対決の楽しさがありました。

●「ミュゼット…恋しくて」の場面は脚の悪い老人・かけるがアコーディオンを弾いているところからはじまる。
そこに子役としてエビちゃんと花咲さん。
エビちゃんはあっきーと同期で、ということは研いくつだ、研11か?! ――安定の子役っぷりです。可愛い。

アコーディオンを聞いていた2人は「それ貸して!」と老人のアコーディオンを借りる。
困惑しながらも貸す老人、子供2人はアコーディオンを持って――逃げた?! 脚の悪い老人はそれを追いかけられない。
子供2人、可愛い顔して実は悪い奴だったのか、とかなりびびりました。
(シーンの最後では2人がかけるの手を取ってハケていくので違うんだけど)

舞台に残されたかける老人は過去を思い出す。
若き日のアコルディオニスト=りんきらとの掛け合いの歌がいいんです。
かけるはダンサーだけど歌もなかなか。

・若き日の思い出で、りんきらの恋人役にずんちゃん(女装)。

かーわーいーいー。

丸顔だしなぁ、白いしなぁ。あんまり違和感がない。
透明感があるのもいいところ。
うん、うららと男女逆でいけるな……(たぶん観客の8割くらい思ってた)。

りんきらとずんに寄り添い感があって、なんかいいカップルでした。

一生懸命いっしょになろうとするんだけど、なんか人がわらわら出てきて2人は引き裂かれて、でも探して再会して、でもいつの間にか見失って……という宝塚おなじみのパターンです。
そのうちアコルディオニストは脚を撃たれ、時間軸は現在に戻って幕。

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