『侍タイムスリッパー』を見たんだ・1

月組『侍タイムスリッパ―』をライブ配信で見ました。2月1日15:30開演です
俗に「良いブリリア」と呼ばれる東京建物 Brillia HALL 箕面(箕面市立文化芸能劇場)での宝塚初の公演です。
現地で観たかったけどさすがのチケ難……!話題作だし。
配信があるだけありがたいです。
未見だけど原作は同タイトルの映画で、宝塚版の脚本・演出は安定と愛の小柳奈穂子センセイです。

ざっくり感想

まずは面白かったです。
さすがの小柳演出。安定してます。

原作を見てないので原作からの再現度や取捨選択の具合はわかりませんが、宝塚版は宝塚版として楽しめました。
私は子どものころから時代劇を見る家で育ってるし、父親は時代劇専門チャンネルをこよなく愛してたので、劇中劇の時代劇のお決まりに「桃太郎侍みたいやな……」とか思いながら見てました。

ちなつ演じる主人公・高坂のまじめさと愛嬌で笑わせて笑わせて、その裏に会津藩の悲劇を見せて、立ち回りで楽しませ、芝居の終盤は真剣での勝負に息をのむ。ちなつとおだちんの、すごい殺陣でした。

ちなつの渋さとコメディの上手さはやはりすごい。宝塚でこの作品を演じるとなって、ちなつの月組でよかった。
おだちんは1幕はほぼ出番がないけど、1幕終わりのスターぶりはさすがの2番手でした。

ただ1幕は少々タルいかな……と思うところも。
幕前での解説がところどころ入るからか。
説明はありがたいんだけど、どうしても芝居の流れがぶった切られるからねぇ。テンポ感が難しい。あとは演者の実力とか。

フィナーレのこと

最後はカーニバル。
フィナーレがまさかの全編、時代劇名作楽曲集。

マツケンサンバⅡで始まり、銭形平次、ああ人生に涙あり(水戸黄門)で男役群舞のあとは、大岡越前~必殺仕事人でのデュエットダンスときたか!!
小柳たん、よくこんなの思いついたな!!! 最高すぎる。

これが笑いのネタとしてというだけでなく、時代劇愛を感じる選曲であり、また、ふつうに宝塚のフィナーレとしてかっこいいから困る、……いや困らない。

「マツケンサンバⅡ」は専科さん3名(汝鳥・夏美・梨花)が本舞台に、下級生は客席からのスタート。
月組らしく黄色の衣装をお召しである。

「マツケンサンバ」は90周年大運動会の専科音楽学校チームの入場行進でやってたけど、92期生のちなつも予科生でいたんだっけな……?
専科さんたちもお懐かしいことであろう。

銭形平次はおだちんとまゆぽんの歌い継ぎ。
おだちんのためまくってコブシの効いた歌い方がハマる。めちゃくちゃかっこいい。
専科さんのまゆぽんはなかなかショーに出演なさらないので(この前の花組は出てたけどさ)、こういうところで歌い踊る姿を見るのは貴重である。

男役群舞で使った水戸黄門の主題歌ってボレロ調なのよねぇ。
だからふつうに宝塚のダンスに曲調が合ってしまう。
振付もめちゃくちゃかっこよくて、なんなんだこれは……と動揺しました。
中階段でのダンスが素敵でした。

そして極めつけにデュエットダンス。
大岡越前から必殺仕事人のテーマへと移ります。
途中に「チャラリ~」と音が入ると劇場が沸きますね。画面越しにも聞こえました。
2人とも、芝居中は地味な衣装がもっぱらだったので、ここで華やかな衣装を見られてよかった。
やるかやられるか、な音楽での真剣勝負のデュエットダンスも見ごたえがありました。

パレードは劇の衣装ではなくフィナーレで着た衣装で。上級生専科さんもおられて、お着換え大変ですしね……。

千秋楽じゃないからかご挨拶はなし。
下手袖にハケ際に、ちなつとおだちんがカメラを探してちょっとだけサービスしてくれたのは嬉しかったです。

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