お勉強
『神々の土地』の参考となる本2冊を読みました。
1冊目は『最後のロシア大公女 革命下のロマノフ王家』著者はマーリヤ大公女、芝居には出てきませんがまぁくん演じるドミトリーのお姉さんです。
スウェーデン王家に嫁ぐもののうまくいかず帰国し、従軍看護婦にもなります。
芝居を理解する助けとするために読みはじめた本ですが、かなり面白い。
退屈な少女時代のお姫様生活を興味深く読みました。
ああ、こういうふうに育てられるのか!って。
マーリヤさんは弟大好きな人で、ちょっとイリナと重ねてしまいました。
財産(宝石)の隠し方は勉強になったぞ。
下着や帽子に縫い込むだけでなく、インク壺に隠したり蝋燭の中に入れたり……。
もう1冊は中野京子氏の『名画で読み解く ロマノフ家12の物語』。
ロマノフ家、代々ドロドロしてます。もっともロマノフ家に限らず権力を手にした人たちはドロドロにならざるを得ないのかもしれませんが……。
聖痴愚のことも出てました。
彼らがどのような社会状況で生まれて、どのような存在であったのかもわかります。
また、恥ずかしながらこの本でニコライ二世が大津事件や日露戦争の当事者であったことを知りました。
ロシアの国のすさまじさを知る本です。
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