『クラシカル ビジュー』感想・3

2022-11-04宙組公演感想,宙組

●サファイアの場面は黒衣の歌手の歌からはじまる。
黒衣の歌手はきゃのん&せとぅー、芝居では聖痴愚やってた2人です。

オリエンタルな音楽に乗って若手男役が下手花道から銀橋へ。
好みのタイプの踊りだなと思うとやっぱりわんたで、つくづく私はわんたのリズム感が好きらしい。

本舞台に真風、そしてまぁくん登場。
身体を後ろからなでおろすところでは「うわ、おっぱい触ってる!」的な反応をしてしまってすまん。
でも劇場内のそれなりの人数は同じことを思ってると思う。

この2人のダンスは雄々しくもどこか官能的だ。
オリエンタルなリズムにこちらがやられちゃってるせいかもしれない。

リフトというかアクロバットな回転はちょっと怖い。
着地のときいつもどきどきする。日によって微妙にタイミングが違うのがまたなんとも……。
どうか千秋楽までご無事で。

●中詰は大神官の愛ちゃんからはじまる。
方向性は違うはずなのに芝居のラスプーチンを思い出すのは、どちらも聖性を帯びた存在だから(そう、ラスプーチンも)。
常の人とはちがった常軌を逸した存在である。

前場の聖痴愚2人とあわせて、演出家の彼女らに持つイメージを考えてしまった。
それにしても愛ちゃん、こういのめっちゃ似合うな!

宝石を持った男女がメドレーで銀橋に登場。
この宝石が……小さい。なんかちゃっちい。
真風のターコイズくらいでようやく大劇場にしっくりくるサイズだと思うんだけど、持ってる本人は重くて超大変らしい。がんばってー。

1階上手前方席に座ったとき、メドレーで上手からはけるうらら様ががっつり視線を残してくれて嬉しかったなぁ。
それと、花道近くに座ったときはがっつり花道の下級生を見るんだけど、これも去り際にウィンクを飛ばしてくれた子がいて嬉しかった。

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