娘役魂

花組,雪組

姉の家で見たスカステの番組の話。

きらりちゃんとせしこさんがメインで出演した『Fairy Style#3「華耀きらり・大湖せしる」』。
きらりちゃんが「プロの娘役」としか言いようのない素晴らしさで感動しました。

中でも、舞台のアクセサリーの話。
自分の好みでやるとどうしても似たような感じになってしまうから…、というのもあって、組む男役さんを考えながら作っているというようなことを言っていました。
相手のイメージだったり好みだったりでどうするかを考えるんですね。

そして、かつ、自分はナマの男性ではない「男役」に対置するかたちでの「娘役」であるということを考えてのふるまいが必要であるとも。

宝塚の娘役としての意識の高さを感じました。

一方、転向組のせしこさんは、元々がほにゃ~っとした雰囲気の人だったのもあってか娘役として違和感なし。
彼女は彼女で、望んで転向したこと、「男役」を知っているからこそ娘役になった自分がどうあったらいいかを真剣に考えるのでしょう。

プロの娘役ってすごいなぁ。
尊いなぁ。

――礼くんと風ちゃんのカラオケのあとにこれを見たものだから、余計に、「宝塚の性別とは」を考えさせられたんです。

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