ある夜明け

ようやく霧が晴れた。
一つの夜明けを観た気分だ。

2011/03/24

雪組 トップ娘役について

この度、雪組トップ娘役に舞羽美海が決定致しましたのでお知らせ致します。

尚、トップ娘役としての公演は、2011年4月23日に初日を迎える雪組全国ツアー公演『黒い瞳』『ロック・オン!』からとなります。

というわけでみみちゃん雪娘1就任です。
おめでたい!

普通の人事っていいなぁ。
しかも組内昇格というのはなんだかんだいっても嬉しいものよ。
本人にも覚悟が決まってるだろうし、落下傘に必要な気づかいが少なくてすむだろうし、組内でもファンからもちゃんと祝福される。

前娘1の退団時には、「次期はぜひ彼女で!」という気持ちは私には特別なかった。
みみちゃんも若かったし、足りないものが見えすぎていたから。

が、娘1をおかないことが発表され、キムラさんのプレお披露目は暫定ヒロイン、そしてあろうことかお披露目公演では研1娘役とのダブルキャスト。
これはどうしようかと思った。
雪娘の前途とキムラさんの男1としての前途と雪組全体の前途の多難さを思って。

そしてみみちゃんの進化が始まったんだ。

まずはロミジュリの制作発表。
にっこりした華やかな笑顔の中に「ワ・タ・シが、ジュリエットだから!」という気合いを感じましたよ…、正直怖いくらいに。

「研1なんかとダブルだなんて!」とでも言いそうだわ…。
闘争心をかわいらしく包み込めるこの子、ぜったいめちゃくちゃ気が強い。

そう思ったのでした。

そして理事様主演の『オネーギン』。
化けた。
華と落ち着きと演技と歌と。
そうとう根性入れて稽古したんだろうなあ。

あの理事様と並んで遜色ない貫禄があって、それでいて瑞々しい。
逆境が彼女を強くしたんだ。
そのためにこの変な人事はあったのか――と思うほどに。

それから『ロミオとジュリエット』。
ただ、ヒロインがそこにいた。
美しい少女がジュリエットの姿をして舞台で輝いていました。

そして今日の主演娘役の発表に至ります。

結局雪娘1がみみちゃんに決まるのなら、娘1不在やヒロインのWキャストはなんだったのかという気はぬぐえません。
が、これによってみみちゃんが奮起したような印象を受けています。
逆境が現在の彼女をつくったような気がします。

もちろんこれは想像にすぎなくて、通常どおりの形で娘1に就任していても同じだけの努力と結果をみせていたのかもしれません。

とはいえ、過去のことは過去のこと、わからないことはおそらく永遠にわからないまま。
今は彼女の就任を祝います。

ほんとうにおめでたい。

彼女のトップ就任が夜明けとなり、この世界に新たな光を生みだしますように。

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