雪組全ツ版『ジュエル・ド・パリ!!』感想・1

雪組公演感想,雪組

遅ればせながら、雪組全国ツアー公演『愛するには短すぎる』の併演のショー『ジュエル・ド・パリ!!』の感想です。
8月26日(日)11:30と16:30に梅田芸術劇場で観劇。あらやだ、1ヶ月半経ってるし。

基本の流れは本公演バージョンと同じ。

3階席からの観賞だったので客席降りの恩恵はなかったけれど、本舞台にしっかりとジェンヌさんを残しておいてくれたのがグッジョブだった。
それも下級生だけでなく、咲あやあーさという人数的にも知名度的にも満足度の高いメンバーが本舞台にいてくれたのである。

B席ならまだしも、1階席と同じS席料金を払ってジェンヌさんが見えないと辛いもんね。

階段上センターの娘役さんはうきちゃんを、下手の娘役さんは月娘1の海ちゃん思い出した。

・今回の目玉はかのゆりの女装でしょうか。
本公演ではそらちゃんが演じていたクレオパトラみたいな衣装でのダンスです。
お腹出してきた……!

そらちゃんが猫科の獣なら、かのゆりは毒蛇の雰囲気。
あらわになった肩や背中のラインに「コブラ……?」と思ったんですよね。
なぜだ、肩幅か……?

かのゆりといえば、数年前のカチャバウ『パッション・ダムール -愛の夢-』で大層ダンスが苦手だったという話を涙ながらにしてくれた記憶が強い。
どんなに練習してもひとこなどの同期のようには踊れず、振付の前日は胃が痛い、という話をしておられた。

そんなかのゆりがまさかセンターを張ってダンスをしようとは……本人が一番驚いておられるのではないでしょうか。

本公演でそらちゃんがやってたお腹出しの女装(クレオパトラみたいなの)がかのゆりで、まさかこの学年で生腹出すと思わなかっただろうなぁ…ってなったけど、冷静に考えたらそらちゃんのほうが上級生だった。
存在感がねぇ……。
(そらちゃんだって存在感はあるんだけど、一般的なおじさん系の貫禄とは別方向だから)

・プロローグの娘役ロケットで十字になったところ、センターのはばまいちゃんの下にいた娘役さんが可愛くて気になった。
すわんちゃんか?

・本公演ではうきちゃんとかりあんが本舞台で踊っていたところ、りーしゃとゆきのだったんですね。
ただし2人は梅田では休演していたので別の2人が踊ってました。こちらも娘役さんが上級生だと思った覚えあり。

・カンカンの女装メンバーや組み合わせは入れ替わりあり。
かのゆりの怖い笑顔を受け止めていたのはのりか様だったか、「おお、頑張っている」と感心した覚えがある。

夢白ちゃんはこの日も可愛く、華のあるトップ娘役ぶりでした。

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