『Eternità』を見たんだ・4

2021-02-10月組公演感想,月組

●出演者全員で『Bandito』から「ジュリアーノと仲間たち」。
これもたまちゃんの主演作、バウホール公演です。
でっかいまゆぽんが小さくなってサイドカーに乗ってた思い出。

男祭りな作品で、男役だけで舞台を埋めている今回のバウライブにふさわしい。

●2度目のトークコーナー。

しゃべるときにぐにょんぐにょんと横に揺れるたまちゃんが可愛い。
たまちゃんというか「みきちゃん」なのかな。
心許せる空間ということでしょうか。

・12時公演で、ちなつは「下級生たちが組替え前は「ハイ」とかしか聞いたことなかったのに帰ってきたら”任せろ”みたいになってた」みたいな話を。
まゆぽんに「可愛げはなくなった」とちなつが言ってましたが、それみりおに自分が言われてたやつや……と思いました。
(ふてぶてしくなって!と)

ちなたまも、みりちなも、ちなまゆもすべからく尊い。

「(まゆぽんの)エクボさんは健在」とも。エクボにさん付けするのか。

・ギリさんは、月雲で最下級生4人が自主稽古してたときにりょうさんが実になる話をしてくれた、と。

「研6かそこらの私が?わーやだねーそんな上級生」とたまちゃんが言ってたのはたぶん照れ隠しなのでしょう。

・ヤスはアドレス帳に「りょうたん」と入れていることを告白。
自分だけの呼び名♥みたいな感じらしい。

それ、ここ(バウホール)で言っちゃったら自分だけの呼び名じゃなくなるじゃん。みたいなツッコミがたまちゃんから入りましたが、
ヤス曰く「私はこっち側(ファンサイド)なので」と。
ファンのみなさんも「りょうたん」と呼んでいいらしい。

●15時公演(千秋楽)のトークコーナー、テーマは「バウホールの思い出」。

・ちなつが「こんなに初心に帰れる場所はない。研10を超えた男役が。ティコにも会えてよかった」と言うと、
「いつも殺していただいてたので~。千秋楽のお手紙にちなさんが『いつも殺してごめんね』と書いてくださっていた」とヤス。

「いつも殺していただいてた」という言葉の威力、すごいですね。
ティコ、今回は生き延びられてよかったよ……!

・まゆぽんは「博徳先生も研5だったので、今だったらもう少し面白くできる」と。

「面白さを求めてないから」とツッコミが入りました。
「今なら深みを出せる」とまゆぽん。

珠城「『いい国にしましょうなぁ』で締める研5もいない」
輝月「いますいます」「明日海さんを殴ったりもしてた」

『月雲の皇子』のとき、まゆぽん研5だったか。すごいな。専科さんみたいだったもんね。
明日海さんを殴ってたというのは『春の雪』の話ですね。まゆぽんはみりお演じる清顕の父を演じてました。

●「Apasionado!!」は月組生ならだれでも滾る曲。
まゆぽんの伏し目が美しいわ。

ちなつも絶好調で色っぽい。

●『雨に唄えば』から「SINGIN’ IN THE RAIN」。

たまちゃん、お着換えしてきました。
深い赤のドレス燕尾にライン入り黒のパンツ。手には黒い傘。
すごい格好で雨の日に出かけるものである。

●続くトークはたまちゃんのみ。
たまちゃんの下級生らしい可愛いエピソードが紹介されました。

あさこの『エリザベート』のとき、新公はジュラ役(本役るうちゃん)。
るうちゃんにいろいろ教えてもらい、初めてヒゲもつけた。

「ヒゲをつけるときはオフしてからつけるんだよ」
と言われたのに、ティッシュオフではなく色のトーンを落とすのだと勘違いした。
終演後、「口紅落としてからって言ったよね?」と指摘されたという話でした。

●たまちゃんが新公主演した『エドワード8世』の「プリンス・チャーミング」。
きりまりの退団公演でしたねぇ。
歌はたまちゃんのソロですが、振りだけちなつが芝居的に絡みます。贅沢な使い方……!

●『THE SCARLET PIMPERNEL』の「ひとかけらの勇気」もたまちゃんのソロ。

続いてもスカピンの曲。
12時は「炎の中へ」、15時は「栄光の日々」。こちらは全員で。

共演者のみなさんは赤黒の衣装にお着換えしてきました。
ちなつたちはズボンも赤。
赤い燕尾には黒のレースで飾りがついてました。

●『ロミオとジュリエット』から「世界の王」。
新公でたまちゃんはロミオを演じてましたね。懐かしい。

月組の王となった今、歌う気持ちやいかに。

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