仙名ちゃんサヨナラショー・6

2021-01-31花組

ムラでの千秋楽の記憶。
今日は東京楽なんだけど、今さらながら覚えている限りで書き残しておきます。

●組替えする2人について、組長さおたさんから。

カーテン前で、組替えの二人に言及するさおたさん。
さらっと紹介程度かと思いきや、鳳月は…と言いかけてしばし絶句しました。
どれほど花組でちなつが大切にされていたのか、存在感のある人だったのかと感じずにはいられない、しばしの沈黙でした。

ひっとんについて。
「研1のとき、『うたかたの恋』のマリーの扮装をした。ピンクのドレスのひっとんはピンクのおくるみを着た赤ちゃんのようだった。
ダンスでは多彩な表情を見せてくれる娘役。」と。

●組替えする2人について、みりおからもコメントが。

まずご挨拶中に、「この公演中に…さまざまな組替えの発表に…見舞われ…」という言い方をしてました。
花組にとって災害級の、甚大な影響のある組替え、と評価してくれたということでしょう。

ちなつについて、「月組時代は自信なさげで可愛かったのに、花組に来て良い意味でふてぶてしくなった」と。
ちなつの組替えが、花組にとってもちなつ自身にとっても、そしてみりおのためにもなっていたのだなぁ。良かった。

ひっとんについては、「娘を取られる父親のような気持ち」みたいな感じで言ってたような。
みりおとひっとんだと、13学年差か。
それだけ離れていると、親子みたいな気持ちにもなるのね。

●みりおから退団者へのコメント。

もねちゃんには、「話しかけると頬をピンクにして一生懸命話してくれて」
みりおとりんかもねちゃんもかなり学年が離れているから、もねちゃんにしたら「雲の上の人」みたいな感じかしら。

じゅりあ様には「美しい。誰もがじゅりあさんの手にかかると美しく変身できる。私の中では女性版ピーターパン」
上級生娘役として、下級生の面倒をよく見てくれたんでしょうね。
花組娘役、可愛いものね。

仙名ちゃんには「サヨナラショーのドレスがよくお似合いで。自分で発注なさったんですか?」と質問を。
仙名ちゃんは「ピンクだけど、ただのピンクじゃ私らしくないぞと。ピンクゴールドです」と。
ほんとにきれいなドレスでした。
スカートの上部(腰のあたり)に羽根があしらわれてるの。
サヨナラショーのドレスは、退団するトップ娘役の意思で作ってもらえるのね。

●退団者からの一言。

もね「本当に幸せです」

たまご「大好きです」

べー「人生には恋と冒険と宝塚、特に花組が必要です!!!」

●最後の花組ポーズは「母さんに」と、みりおから仙名ちゃんへのご指名が。
「母さん」っていう言い方が、長年連れ添った夫婦っぽさがあるな。
トップコンビとしてはそんなに長く組んでないはずなんだけど、信頼関係あってのことでしょうか。

このとき、下手側ではれいまいがちなつを前に押しだそうと一生懸命になってました。
完全にいたずらっ子の顔で。
しばらく抵抗していたちなつが前に出たら、れいまいでシンメでポーズしてた。いったん前に出たちなつを下がらせられないように、仁王が門番をするように(笑)

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