『Eternità』を見たんだ・6

月組公演感想,月組

●『ロミオとジュリエット』「どうやって伝えよう」で輝月ソロ。

『ベルサイユのばら』「心のひとオスカル」でちなつソロ。

2曲とも新公で演じた役から選曲。
こういうソロがあるのは嬉しい。

このバウ公演は出演者が少なかったこともあるけど、それぞれに見せ場があるのがよかったよ。

ちなつの新公アンドレは観てないけど、ロミジュリのまゆぽんベンヴォーリオは観たわ。
たまちゃんロミオとあわせてすごく落ち着いてた記憶。

●『CRYSTAL TAKARAZUKA』主題歌は4人で。

●『赤と黒』の「恋こそ我がいのち」。
『赤と黒』なのに赤黒衣装から白いスーツにお着換えしてきたたまちゃん。
カゲ歌の女声はヤスっぽい。

●そして(私にとっての)今回の目玉「BESAME MUCHO」がやってまいりましたーーーーーーーー!!!!!!

たまちなです、いやちなたまか?どっちでもいいわっ。
みんな大好きちなつの女装です。今日も美しいおみ足をありがとうございます。

7年前に上演された『New Wave!-月-』のときのファーつきのタコ足・黒スパンのダルマも素敵でしたが(初日終演後、出待ちしてる観客の感想の9割が「ちなつの脚」「ちなつの尻」だった思い出)、今回はドレススタイル。
ロザリア=コンデュルメル夫人の趣もあります。

紫のドレスで裾はふんわりしてるけどがっつりスリット入ってます。わかってらっしゃる。
チラ見えする美脚と背中の広さが素敵です。
隠してるようで大判振る舞いしてくれるありがたさよ。

・千秋楽では、「ベサメムーチョ」のあと、ちなつに帽子をかぶせてからたまちゃんが手を取って口づけてました。
貴婦人に対する礼のように。

うあああああああ。

もしかして不意打ちでした?
ノー打ち合わせっぽく、ちなつが明らかに動揺してました。

●『激情』の「愛すること 生きること どうしてこんなに切ないの」たまちゃんのソロ。(激情)

ちなつが大好きな『激情』のホセですよ。
全ツ回りましたねー。
まだトップになる前の全ツ主演公演でしたが、ホセははまり役でした。

●たまちゃんのソロトーク。
各回それぞれ、共演者1人について話すんですね。

12時の回はまゆぽんについて。
たまちゃんは「ぽんちゃん」呼び。

「ぽんちゃんは1個下さんなので月組に入ってきたときから知っている。
大人な役を割り振られることが多くて、同期の中でもお姉さん、お兄さん的なポジションにいることが多くて早く大人にならなければいけなかった。
まゆぽんには包容力を感じるのは、彼女がいろんなものを受け止めて歩んできたから。
人にいろんなことを譲る優しい子が、私のことでは譲らないところが可愛い。」

まゆぽんは体格的に大きくて実力もあったことから、下級生時代からすごい役を演じてるんですよね。

『ロミオとジュリエット』の大公(本公演)が研4のとき。
そのあとすぐにみりおバウの『春の雪』でみりおの父親役を。
『月雲の皇子』の博徳先生は翌年で研5のときだ。

まゆぽんは高卒で音校に入学してるから、同期生のなかでも責任感を持たざるを得なかったというのもあると思う。
中卒で宝塚入りし、娘役に転校してトップ娘役になったちゃぴや、新公主演経験のあるあーさなども同期。

いろいろと大変だっただろう姿をたまちゃんは身近で見てきたんですね。

6