『A-EN』(ARTHUR VERSION)感想・9
●ミランダ先生を慕うジョー先生がすごすぎた。
ほんと気持ち悪い。←褒めてる
あの怪演は忘れられないぞ。
アーサーたちが話しているときに椅子替わりにしたベッド上をにじり寄っていくさまとか、気持ち悪くもおかしい。
アーサーバージョンは、こういう脇筋が全力で面白かったのもあって満足感が高かった。
男性恐怖症のミランダ先生のみくもよかった。
あの、虫に対するような嫌がり方。
ミランダ先生とジョー先生がくっつくのはご都合主義だけど、コメディですから。
●アーサーの敵役・ルーベルトにるね。
頭ちっさ!
「お前なにもんだ」感を過不足無く演じる。
コンビを組むのはリリィ役の叶羽さん。
DVDを返すときの「ヘップバーンは私みたいにキレイだったわ」(セリフうろ覚え)は顔とのギャップ込みのギャグかと思ったけど、たぶん違うんだろう。
そしてどこまで続く、叶羽さんのメイン男役の「彼女」「想い人」設定。
(リリィはアーサーの元彼女である)
それはそうと、2人とも上手い。
真ん中の芝居を壊さずに濃い役どころを演じられるのはさすが。
同期で肥満の文学教師・グレン役を演じた春海くんも安定感があった。
●バンドやってそうな女子生徒は男役の女装だと勝手に思い込んでました……。
妃純さんかな。
●振付担当アダムのヤスは予想を超えて面白かった。
ヲカマな役はわりと誰でも作りやすいものだと思うけど、それでもヤスのレベルとなれば別だ。これは芸だ。
可愛かったー!!
「マイルズくんは私と組みましょ」のナチュラルさすげぇ。
アーサーとヴァイオラたちを見ながら、脇でマイルズとアダムがなにやってるか気になって仕方なかった。
プロムクィーン決定の場にヴァイオラがいなかったことで自分がクィーンになれるかも(男子生徒なのに・笑)となったときの「なにこの展開、おいしすぎる!」のメタが入ったセリフも面白かった。
イヤミなくこういうネタキャラが出来るのがほんとすごいよ。
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