博多座版『TAKARAZUKA 花詩集100!!』感想・1

月組

博多座版『TAKARAZUKA 花詩集100!!』を観てきました。
基本路線は大劇場版と同じですが、地方公演であることと人数減を理由にか、いくらか変わっていました。
場面が差し替えられたり客席降りがあったり。

●花詩集の場面(まさおと、白いビニールっぽいドレスの娘役の場面)のあと、初舞台生がやっていたスミレのロケットは無し。

すぐにちゃぴセンターからはじまる「花のプロローグ」へ。
A扱いで歌があるのはマギー・コマ・宇月・ゆうき・たまきち。

衣装がテンション上がるわぁ。
とても綺麗。

●「君にロマンス」の若手5人の銀橋がなくなった。残念。
そのかわりにまさおの「マロニエの花」が入ります。

プログラムによれば「前場から居残った花の紳士Sが、客席に絡みつつ、甘く小粋に恋の歌を歌う。」です。

その絡みは「あなたは博多人形よりも美しい。ジュテーム」的なものですけどね。
「明太子のように赤い唇」(口紅だったかも)とかも言ってたような。

15時30分公演では「あなたは龍真咲のどこが好きなんですか。……みなさん聞こえましたか。『キラキラしていて妖精のようなところ』だそうです」。
どうでもいいけどこの人相手が自分を好きなこと前提ですよ。
うん、まぁ、さすがです。

まさおの客席いじりは楽しいんだけど、ここはできれば中堅~若手男役の場面として残しておいてほしかったな。
若手ジェンヌさんに経験値を積ませる意味でも、まさおの負担を軽減する意味でも。

●マーガレットの場面では、大劇場公演では黒の王子だったたまきちが白の王子に。
宇月が黒の王子に入りました。

たまきちVS宇月だと、体格的なものから「なぜたまきちよ負ける……?」と思ってしまうのがなんとも。
本気出してないだろ的な。
ぽやーっとしてたら奪われたんちゃうか的な。

いや、宇月は小柄だけど勢いもあるしそれなりに強そうなんだけどね。

宇月とちゃぴのリフトは昔の園加バウの赤い靴を思い出して懐かしかったり、体格的な意味で宇月に「がんばれー」とエールを送りたくなったりします。

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月組

Posted by hanazononiyukigamau