『1789』感想・8
この作品で好きなところ・続き。
●ありとあらゆる場面のさち花姐さん。
この作品、男役の忙しさは半端ないですが、娘役もやっぱり大変そうです。
さち花姐さんは、農民やってトランプの女やって娼婦やって愛のコロスやって貴族の女やって……の八面六臂ぶり。
どこもその場の雰囲気にふさわしい役作りで、ワンサではありますがどれも見ごたえがあります。
●監獄の場面の囚人のみなさん。
くどい。
悪そうなのもやさぐれてるのも最高です。
小芝居すげぇ。
●「♪チビの兵士を調べろ」で「俺じゃない! チビじゃない!」とばかりにぴょんぴょんしている兵士。
●紋章がわりの緑の葉をたくさんちぎって配るスミスさん。
月組の中じゃそこそこ大きいからね。
●サイラ・モナムールの恋人同士のダンス。
中でも宇月とまいまいのコンビが好き。
怒って泣いてなだめて……とドラマを見ているよう。
●バスティーユ監獄前、男役が1人ずつピンスポを浴びて踊るところ。
ここから人権宣言への流れが感動的。
フランス革命って偉大だったんだなぁ。
●フィナーレのみやちゃんの銀橋。
アルトワ伯と同じ人とは思えぬさわやかさです。
ついでに、つっこみどころなど。
●バスティーユの門の鎖を右側しか切らないロナンさん。
それじゃ開かない。
●「剣の達人」フェルゼンと対等に(それ以上に?)戦える元農民・ロナン。
何者。
●逢引に真っ赤でびらびらなマントを着てきちゃうアントワネット様。
どう考えても隠れる気なし。
後姿は派手なクラゲみたいだ。
(ハナガサクラゲとか)
●マラーの印刷所でロナンとデムーランが言い合う場面での謎ラップ。
カチャのはまだセリフっぽいのだが、まさおのは謎の中国人(イメージ)っぽい。片言っぽいのか。
●まさおがハケたとたんテンポアップする男役ダンス(笑)。
●パレードではソレーヌよりもオランプが先に下ります。
オランプは実質ヒロインなので変な感じ……。
ですが、学年を考えたらそうなるのか。
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