『SUPER VOYAGER!』感想・5
・「BLIZZARDS-暴風雪-」の場面、プログラムには「海賊ルックの美男子たちが」云々と書かれてます。
海賊ルックだったの!?
全然気づかなかったよ!
じゃあまわりで振り回してた旗は大漁旗?(んなわけあるか)
なぎしょ・あーさを中心とした雪組が誇る美男子12人の場面。
全然目が追いつかない……。
テンポ早いし動き激しいしライト暗めだし。
一人一人ちゃんと観たいんだよぉぉぉぉ!! 目が足りないんだよぉぉぉ!!
それでも楽しいです。
なぎしょのキザさとあーさの煽りがすごい好きなんです。
プログラムに書かれたそれぞれの名前には半笑いになりますが(アヤオとかアガタンとか……)観てるときは関係ないしな(笑)。
背後にPV風の映像流れてるけどそこまで見てらんないですし。
イープラス貸切ではアドリブあり。
「イープラス」「俺にもプラス」ではじまり、ラストに「お前にプラス」で〆てくれました。
・フィナーレは全体に「歌うフィナーレ」でした。
これも歌がうまいだいきほシフトな雪組仕様ってことでしょうか。
しょっぱなは咲奈センターでの娘役群舞。
スパニッシュで歌い始めるとは思わなかった。
こういうの慣れてないから「なにごと!?」ってなったわよ。
咲奈も娘役ちゃんもかっこいいんだけど、想像とちがうものが出てきたから感情が追いつかなかった。
適応力が低いのは私の年齢ゆえか?
・だいもんセンターの男役群舞「アンダルシアに憧れて」も同様。
燕尾じゃない……どころか普通のスーツですらない! 中のシャツがすごい柄だ!!
こうきたか!
ていうかトニーって誰だよ!!
いきなり第三倉庫に8時半とか言われても意味わかんないよ!!
かっこいいんだけど、フィナーレの男役群舞で観たいのはこれじゃなーい!!
いや、見慣れればどうってことないのか?
それに白燕尾は前のシーンでやったしな……。
かっこいいしだいもんの歌は素敵なんだけど、どうにも自分の中にある「フィナーレかくあるべし」とのズレに悩まされた。
あ、だいもん自身はかっこいいのよ。
こういうの似合う。薔薇も似合う(なんせ薔薇から生まれた薔薇太郎だからな)。
ほんとこれがフィナーレでさえなければ……。
・舞台上でお着替えしての、だいきほデュエダン……いや、ほとんどデュエット。
ほぼ歌ってました(笑)。
いや、得意分野をこれでもかと前面に出してくれたんだな。
だいきほの歌はほんと素晴らしいです。
しかし「デュエットダンスを観るんだ」という心構えでいたらズコッとくる(笑)。
こちら側の「宝塚のフィナーレ」の固定観念をことごとくずらしたフィナーレであった。
新しい(のだろう)。
宝塚の、新たな挑戦なのだ――たぶん。
・パレード。
パレードはふつうでした。ほっとした。
エトワールはコマ。
初見時、縣くんの姿が見えねえ!と思ったら大階段脇に作られた下手側のバルコニーにいた。
下手端のほうの席からだとセットの陰になって見えないのでご注意。
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