ひかりふる/SVライブ中継・1

2021-02-11雪組

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雪組東京公演『『ひかりふる路(みち) 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜/SUPER VOYAGER!-希望の海へ-』/のライブ中継を観てきました。
地元で見られるってありがたい。

大雪で数日前は大渋滞していた道も混雑は解消、あっさり会場に着けました。
が、けっこう空席がありました。公式では「△」で残り数席だったのに。
大雪で車を出せなかった人、映画館までの公共交通機関が使えなくて諦めた人もおられたのだろうなぁ。

ムラ遠征はできなかった姉と一緒に行きました。
だから姉にとってはこれが初見。
満足してたみたいです。

・私にとっては久々に見た『ひかりふる路』。
ナマ観劇だと変なところ(ブルーレイに残らなそうな脇の下級生とか)を見てることも多いので、メインはここですよ!とばかりに正統派なカメラワークを使ってくれるライビュは話がとってもわかりやすい。
「このセリフ、○○さんが言ってたのか」なんてことはよくある。

・「正統派なカメラワーク」と書いといてなんですが、あーさサン=ジュストの表情もきっちり追ってあってありがとうございますでした。
マクシムやマリー=アンヌたちのセリフを聞いてるときの「は?」みたいな顔とか大好物です。
このへん、オペラ使ってると両方(話してる人と脇で聞いてる人)を追いかけるの大変なんだよ。

・だいもんのマクシムはやっぱりお姫様で繊細で精神昂ぶってて、これがちょっと前にドン・ジュアンやってた人かと……。

ダントンが落とす食器の音に反応するようすには、こちらの神経までもがひりついてくる。

・出演者、熱演でしたね。
流れる涙まで映ったよ。
泣けばいいってもんじゃないけど、それでも役に入りきって役の感情で生きてることが伝わってきました。

・ムラ版しかナマで観てないのですが、ちょっとセリフ増えてましたね。
恐怖政治に至る過程がわかりやすくなってた。

・真彩ちゃんの歌声が素晴らしすぎる。
本調子じゃなかったと思うんですが、それでも充分すぎるほどの声でした。
いい歌い手はいい楽曲を活かしきる。

・縣くん、アンリオとしての歩き方が上達してた。

・女の人たちが「サイラ!」ってやってる場面がやっぱり好き。
生田センセイはちゃんとした女の人を描ける演出家だ。

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