103期生文化祭をみたんだ・5

文化祭,音楽学校

良くも悪くも印象に残った出演者。

●A組について。

・主役はポピュラー・ヴォーカルで「タカラヅカ・グローリー」「ONE HEART」を歌うという大役を担っていた大柄な男役さん。(希波)
見た目がいいので真ん中に立たせてみたくなるのはなんとなくわかる。

でもこの方、もしかしてあんまり芝居は得意じゃない……?
滑舌は課題。ときおりセリフが聞き取れなかった。

・ヒロインは4席の娘役さん。(夢白)
主人公と身分違いの恋をする旅籠の娘をいじらしく演じ、上手かった。

が、どうも主人公と芝居がかみ合ってるようには見えなかった。
彼女のせいかどうかはわからないけど。

・主人公の両親役の2人もとてもよかった。

父親役は、まず年齢と威厳を感じさせる低い声が出せるのがいい。(大河?)

母親役の人はむつかしそうな役をきちんと演じたなぁ。(愛羽?)
母親としての温かみと、伯爵夫人としての気品や重みがともにそなわっていた。

・御者みたいな人(護衛?)の2人いるうちの下手側の人も声がよかった。

・リディア姫様、ぶっとんでたなぁ。やりきった。(侑蘭)

・号外売りの娘役、軽妙でうまかった。
緩急があってわざとらしくない。

●B組について。

・主役がうまい。(亜音)
ちゃんとセリフが聞き取れる。

ふんわりした顔の雰囲気に元花のいまっちを思い出した。
星組蒼舞くんの妹だそうな。

どことなく可愛らしくて、母性本能をくすぐるか?

・影役は私の好きな顔の面長の男役さんです。人気出そうな顔だなぁ。(紘希)
お芝居もよかった。

・第3席の娘役さんが務めるヒロインも上手かった。(羽音)
序盤の「喜んでるぞ」はもうちょっと間を取ったほうがいいかなぁとは思った。

B組は芝居がかみ合ってる印象。
緊張する初日じゃないからか、生徒の力量の差か、観ているこちらの気のせいかはわからないけど……。

・主人公の父親役はB組も重みのある声と芝居。(壮海?)

・主人公の母親役は、母というよりは叔母の雰囲気でした。(琴美?)
A組との違いは包容力とか年増感とかかなぁ。
もちろんこれは、私が「母親役」というものに一定の型を求めているだけかもしれないけど。

・B組のリディア姫は次席の娘役さん。(瑠璃)

こちらのお姫様は美人なのもあり、頭がおかしいのではなく性格が悪い人という感じがした。
ぶっとんだお花畑ちゃんからスッと色悪のような感じまで動くところがあったからかな。
(A組のお姫様は根っから頭がおかしい勘違いちゃんに見えた)

・スパイ的な人がやさぐれててよかった。

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