星大劇版ロミジュリ感想・9
星組大劇場公演『ロミオとジュリエット』6月16日(日)15時公演を観てきました。Bパターンです。
18日13時公演でもう1回観てくるつもり。
Bパターンはしっくりくる。
特にメインキャストの並びがいい。
Aパターンはちえが大人でベン・マーが子供に見えたのでなぁ……。
並びだけでなく、ベン・マーともに、Bパターンのほうがハマってたように思います。
べにーさんのベンヴォーリオは「粗忽者」と呼ばれる軽さと賢さ・大人っぽさがきちんと両立している。
不自然じゃないのがすごい。
マーキューシオらがなにかしだすたびに心配そうな顔をし、それでいてノリよくつきあう。
彼がノリがいいのは、不安を吹き消すためか、ロミオのように遊びにつきあうふりでマーキューシオを見張るためか。
悪友じゃないのね。
ロミオのお母さんなどの大人に対してはあえて粗忽者を演じてるんだ。(いくらかは本当に粗忽なところもあるんだろうが)
そうすることで仲間たちを守ってきてる気がする。
彼もモンタギューの一員としてキャピュレット家と闘うけれども常に不安が底を流れている。
「僕は怖い」を歌いそうなベンヴォーリオでした。
どこかロミオとシンクロしている感じもあります。
彼のハイライト「どうやって伝えよう」は役の感情が伝わる。
けれどももうちょっとコントロールしてほしいなぁ。
ベンヴォーリオになったべにーさんのネイルは白っぽくなっていました。
荒々しかったティボルトとは変えてきてるのね。
こういうビジュアル面のアプローチも気づくと楽しい。
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