ことなこ版ロミジュリBパターンを見たんだ・3

「愛ちゃんの死」でTwitterトレンド入りした愛ちゃん演じる「死」。
死は本来2番手の役ではありませんが、配信のカメラワークのせいかはたまた愛ちゃんの実力か、きっちり2番手に見えました。

なにしろ愛ちゃんの死はでかい。
ロミオ・こっちゃんなんて呑み込んでしまう体格の良さがある。
体格だけじゃなくて視線などの迫力もあって、画面越しにもスターオーラが伝わってきます。

それでいて、髪の毛の先まで神経が通ってるようなダンス。
男役として、舞台人としての見せ方を熟知しているのはさすが学年を重ねただけのことはあります。

結婚式で出てきた愛ちゃんの死の存在感が異次元で、ああ、ロミオとジュリエット死ぬわ……と思わずにいられない。

「憎しみ 憎しみ 蛇のようにうごめき続ける」とキャピュレット夫人が歌ってるときの蛇っぽさも良かったです。

愛ちゃんの死がいると、死の匂いが濃厚になるんですよ。
ヴェローナでモンタギューとキャピュレットの両家が争い続けるのも当然のこと。
人が死ぬことで愛ちゃんの死は食糧を得、さらに力を増していくんです。

「僕は怖い」のリプライズだったと思うんですが、愛ちゃんの死がロミオの後ろから顔をにゅっと出すところは、表情がちょっと女っぽくもあってどういう設定なのか気になりました。
「死」という生き物には性別はないのかな。

ロミオが死んだところでは、魂をじゅるじゅる呑み込むような動きをしていてめっちゃ怖い。ていうか気持ち悪い(褒めてる)。
『神々の土地』のラスプーチンを思い出したわ。

愛ちゃんの死はロミオを手に入れたかったのかな、と。
色っぽさがあるからかそんな感じがしました。
つまりトート閣下とシシィか?(いや、普通ならルドルフなんだろうけど)

公演が始まる前、配役が発表されたころ、「2番手・愛ちゃんが格にあわない役替わりをさせられるのってどうよ」という声も聞かれました。
でも結果として好評を得ましたね。
単なる印象とか勘ですが、愛ちゃんご本人は大変ながらも楽しんでいたのではないかと思います。
なんせヅカヲタなので、「真風さんたちもやった、あの役をやれる!!」ということでテンション上がってたんじゃないかなーと。(半分はそうであってほしいという私の希望です)

さて「死」の愛ちゃん、フィナーレでは顔色が悪いまま登場。
女たちをはべらせて大階段に座ってる愛ちゃんとかエロすぎて笑うしかない(笑)。

そしてパレードでは笑顔で歌う「死」。
さっきまでめっちゃ怖かったのに!
銀橋で、ロミオの隣でステップ踏んで挨拶してるのも笑えました。

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