『逆転裁判3』感想・2
1月13日と14日のそれぞれ16時公演を観ての感想。
あんまりいいことは書きません(書けません)が……。
この公演、2回とも睡魔に襲われました。
原因はいろいろあると思います。
・「過去の自分の生き方に自問した主人公(マイルズ=エッジワース)が、裁判をきっかけに検事としての生き方をみつける」が主軸なのかなぁと思うんですが、そのへんがどうにも弱かった。
どっちかっつーとお父さん(ちーちゃん)の物語のようだったなぁ。
お父さんのほうが「生き直し」「再生」がはっきりとしてた。
マイルズのほうは苦悶もほぼ過去のものだったし、アリソン(れーれ)たちを助けるために一度は捨てた検事席に立つという流れなんだけど、そのドラマティックさが熱量をもってこちらに伝わってこなかった。
主役に物語がない(うまく描かれていない)話というのは、たいてい面白くありません。
盛り上がりに欠けます。
・劇中のダンスがイマイチ。
マイルズの心象風景や場面のイメージをあざやかに示すためのダンスだと思うんだけど、ぶっちゃけなにを表わしたいのかピンとこない振り付けだったなぁ。
ちなみに振り付けは若央センセイと山田センセイ。山田センセイははじめての方だそうで(『歌劇』1月号のミニ座談会)。
だれがどの場面を担当したのかまでは不明。
・前にも書いたけど、照明が暗い。
薄暗いのが好きなのー?
・コメディのテンポ。
客席はけっこうウケてたんだけど、私はそこまでのれなかった。
笑いのツボとか、沸点が違うのかも。
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