『逆転裁判3』感想・4

宙組

逆裁3の感想の続き。
メインキャスト3人(ともちん・れーれ・ちーちゃん)についてですが、あんまりろくなことを書いてません。

●2幕終わりごろの客席下り、ともちんエッジワースが上手センター通路→16列の前の横通路→下手通路を歌いながら通っていきました。

ともちんの背中は広かったー…。

トレンチコートだし男役としての補整はあるにしても、やはりでっかいよな。

ともちんエッジワースは逆裁2同様とってもくどくて濃かったです。
体格がよくて見映えがするし、歌もうまい。
芝居の狙いすぎ感がやや重くも感じましたが、それを堂々とやっちゃうのがイイと思う人もたくさんいるでしょうし、実際どっかんどっかんウケてました。
見事な主演ぶりでした。

大きな箱の真ん中に立って、1人でスポットライトを浴びて、なんの不安もない。
こういう形で彼女の真ん中を見られたのは嬉しかったです。

ただ、役柄もあるとはいえ、メイクが少々濃すぎるような。
蛇っぽいなぁと。
もうちょっとすっきりしてるほうが好みです。

●ヒロイン=アリソン・トレーザは、わりとありがちなヒロイン像だったな、と。
これは脚本の問題でしょうが。

演じるれーれは可憐な娘役ぶりでしたが、マイルズに検事としての再起をうながすほどのなにかを感じなかったのが残念。
歌は相変わらずヤバかったけど、ぶっちゃけそれは予想どおりなので(笑)。

ともちんとの身長差はけっこうありましたが、萌えないのが予想外でした。
背伸びして抱きつくところはいかにも「ハイ、萌えポイント!」と言われているようで、かえって盛り上がりませんでした。
狙いすぎ感がどうにも……。

逆裁2のえりちゃんカルマとの並びはすっごい萌えたんだけどな…。
あれはメインストーリーとは別で用意されてたからよかったのかな?

●2番手格はちーちゃんのグレゴリー・エッジワース。
タイムスリップして出会えた、マイルズ・エッジワースの亡きお父さんです。

真実の追求よりも勝訴を追い求めていた彼が、マイルズ・エッジワースに出会い、生き方を取り戻す。
人間味のなかった彼が、裁判を終えて温かみのある人になる。
マイルズより振れ幅が大きかったぶんだけ、こちらが物語の主軸に見えました。

ちーちゃんのビジュアルは美しかったです。
眼鏡、端正な顔、すっきりとしたスタイルに着こなし、知的な人物造詣。
立ち姿で満足してしまうところがあります。

再生する前のちーちゃんのグレゴリーの演技にはプラスチックっぽさを感じました。
つるっと整っている。
それはグレゴリーの冷徹さ、怜悧さの表現ではあるんだろうけれど、なんとなく物足りなさをおぼえました。

冷たいほうに、熱いほうに、温かいほうに―――どの方向にでもいいから、なんらかの体温が欲しかったな。
ともちんマイルズに対峙する2番手として、少し足りなく感じた。
美しさに中身が追いついていないという感じ。迫力不足。

裁判を終えての恋人・サラとのやりとりは温かみがあってよかったです。
こういう人間味のあるところはいいんだよね。

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宙組

Posted by hanazononiyukigamau