月版ロミジュリ感想・5

2020-12-14月組公演感想,月組

●仮面舞踏会のときは仮面をつけてることもあり、青チームの人もバイトで出ている。
宇月くんがセンターにいて、その横にまんちゃんがいて……とか、そういうのを確認するのも楽しい。

・仮面舞踏会のアトラクションダンサーは瑞羽くんでした。フラフープみたいなリングを投げたりしてた。
そのまわりに4人くらい赤い布(火みたいな)を持って踊ってる人がいたかな。

23日午前ではリングを落としてましたが…ドンマイ。

●1幕終盤、「綺麗は汚い」青チームの客席降りは、上手先頭がからんちゃん、下手先頭がちなつだったような気がする。

●フィナーレの振付(みやるり銀橋・ロケット・みりおのラップ)は元花組のとしこさん(鈴懸さん)だよね。お懐かしゅうございます。
なにかのときに振付助手に入ってるのはみたけど、ちゃんとした振付師になったのねぇ。

・フィナーレのラップ部分については、音楽そのものよりも衣装のほうがイヤだなぁ。
普通のスーツで踊ってくれてたらまだマシだったんだけど、いかにも「若者でーす」なチャラい衣装だったから、ここはどこだっけなと脳が拒否反応を示す。

なにを思ってコイケさんはこのようなフィナーレを用意したのであろうか。
新生月組の若さをアピールしたかったのだろうか。
それとも、スマホもケータイも新興宗教もエコも妖しい科学者も出せなかったストレスをここで解消してるのであろうか。

・たくさんの男役や娘役が踊ったあと、大階段にちゃぴ登場でデュエットダンス。
なんつーか、ちゃぴのダンス力の無駄遣いだったわー…。

こんだけしか踊らないなんてもったいない。
彼女だったら娘役を率いて一場面もたせてほしいくらいなのに。

・パレードのとき、銀橋でまさみりちゃぴの3人がガンガン歌う。ちゃぴはオブリガードよろしく声を張りあげてました。
最初みたときびっくりしたよ。

本舞台に戻ってからもノリノリで歌ったり踊ったり……。

・ラップ以降のノリはかなりぶったまげる。
脳が攪拌される。
とってもカオスだ。

なんぞこれ…と思いつつ、これが慣れるとやみつきになりそうで怖い。
なんかすごいことが起きたぞ……という思いのまま幕が下りてしまい、わけがわからないながらも笑いが止まらないという、面白すぎる状態になるのである。
ただし、自分がさっきまで観ていたものはロミジュリであるということは忘れてしまうのが問題だ。

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