月組『ロミオとジュリエット』新公感想・4
観てから1週間経ってしまったわー。
草稿を元に、今さら書き足しておく。
●神父は公演の長でもあるからんちゃん。やっぱうまいよなー。
ロミオへの情愛がある。
ロミオとの体格差がすごいので、「おっはようございまーす」でぶんぶん振りまわされるところがえらいことになっていた。
2人の死を発見したところで呆然としてる姿がよかった。
●今回の公演は実質仮面舞踏会からはじまるので、それまでの状況と登場人物は「序」にて語られます。
これもからんちゃん。
早わかり赤青両家の戦いの歴史その他もろもろ。
キャピュレット夫人が甥のティボルトにご執心で~ということまでは語られてなかったと思うけど、前提としてはそういう関係なんだろうな。
●たまきちのロミオが初夜を迎えた後の朝、服(青のサテン地のシャツだっけな――本公とは別物)が汗だくでびびった。
顔は汗が見えないけれど、体はすごいことになってたんだなぁ。
ていうか、舞台人としていい体質だわ。
●ゆうきのティボルトは鬱屈してるのを感じた。
大人たちの争いに巻き込まれてるのに焦れて、感情をもてあましているかのよう。
でも正直なところ歌その他どれもいまひとつという印象。
悪くもないんだけどさ…。
ティボルトが鬱々としてるからか、なんか感情が内側にこもっちゃって、表現として表に出てこない感じがした。
ゆうきは新公主演経験者だから、こっちが勝手にハードルを上げてる面もあるんだろうけれど、たまきち同様生彩を欠いた。
今回の新公は男役のメインどころがインパクトが弱かったんだよなぁ……。
ちょっと残念。
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