月版ロミジュリ感想・4

2020-12-14月組公演感想,月組

●みりおティボルトはほんとにまともにちゃんとした白の男役に見えました。

びっくりしたー。
演じる人が替われば役の印象も変わるのはあたりまえだけど、今までティボルトって「ナイフがお友達」のさびしくて変な人イメージだったからさー。
肌は浅黒くても中身は真っ当に白い。

15の年から女をとっかえひっかえ抱いてきたのも、ただ1人愛する人・ジュリエットを得られないことの穴埋めだと素直に思えた。

変な2枚目ロミオ(ドリ-マー・爆走系)とまともな2枚目ティボルトって感じでした。
なんかほんとにまともなかっこいい人に見えたよ…。

ちなみにみりおティボルトはほんとによくて、登場したときから放つ雰囲気が違って、配役は知ってたはずなのに「誰?」と思いました。
すごいなー。

●かなりどうでもいい話。

舞踏会のあとティボルトが「本当の俺じゃない」を歌うところなんですがー…、

「囚われのプリンセス 助け出す」のときにキャピュレット卿がジュリエットに振られまくりのパリス伯爵をフォローしてるんです。
その図に「プリンセス=パリス伯爵でヒーロー=キャピュレット卿なのか…」と1人で笑いをこらえてました。

2人の間で愛が芽生えれば借金の肩代わりをしてくれると思うよ……ってそういうわけにはいかんな。

●ロレンス神父のところにジュリエットとの結婚を頼みにいく場面のロミオが子犬すぎて笑える。
わっふわっふわっふ。
わんわんわんわん。
雪が嬉しくて庭を駆けまわってるかのようだ。

「神父さまーぁ」の登場シーンから、「(私は)ジュリエットではない」と言われての「失礼しました!」のとびすさり方が落ち着けwwwwと言いたくなります。
かわいいです。

なのに結婚式の場面では子犬がなりをひそめてるんだよ。
どどどどーした。まともだ。
真摯に誓いをたてようとしてるまさおはちゃんとかっこいいのであった。

これもある種のギャップ萌え?

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