『ARISEⅡ』感想

メイシアターでの公演『ARISEⅡ』を観てきました。
お目当ての真波さんは構成・振付・演出の栗原さんの次に名前が出ています。

まず開演前、客層の雰囲気の違いに軽くカルチャーショックを受けました。
女性客がメインなのは同じだけど、洋服とか髪型とかがヅカファンとは違うわー。
てろっとした崩した感じの人が多いわー。ヒップホップとか好きそうだわー。

で、開演してダンスを観ていくと、客層の違いに納得しました。
いろいろな種類のダンスを踊ってるんだけど、全体にアクティブでギラギラしてる。
女性としての野生味のある色気を隠さない。
「猥雑」といってもいいかな。
例えるならグリッター系の光。

ダンスはパワフルで、演出も振り付けもいい舞台でした。
衣装は手製なのかな?
場面ごとに同じ色味で統一していてもそれぞれ形が違うので、そのあたりもみていて楽しかったです。

真波さんが踊った演目は次のとおり。

・Opening~GAIA~
・ダッタン人の踊り
・Respect(Michaelメドレー)~2011version
・リベルタンゴ
・Witch-hunt
・World in union
・Finale

GAIAはほぼ全員で。
海があり、子供が走り、世界の誕生を思わせる穏やかで壮大な場面でした。

ダッタン人の踊りは5人で。
衣装がコサックっぽいの。
ロシアっぽいもふもふした帽子をかぶってました。

マイケルメドレーは黒のスーツに帽子に銀色に光る手袋。
真波さんもマイケル好きだったんだよね。

リベルタンゴはこれぞ真波さんというかこれぞヅカの元男役というか。
4人の女性と絡みます。
そりゃ美しいに決まってるわ!(真波さんが)
一人づつ組むときに最初に踊った左端の女性がよかったです。嫉妬が伝わってきて。

ウィッチハントはタイトルからして「魔女狩り」ですね。
追いつめられる魔女=真波さんと追う村人たち=ほかのダンサーという図式なのでしょう。

が、私はずっと魔物の棲む森に入ってしまった人間の話なのかな? と思って観てました。
みなゾンビかなにかを思わせるようなぞろぞろとした衣装を着て踊るし、真波さんは回りに合わせてフードをかぶって怯えた表情をしていたので、人間であることが見破られないようにしているのかと…。
(『ランスロット』のモルゴースの森の場面を思い出しました。)

World in unionとフィナーレはあまり覚えてないんですが、写真が写しだされて稽古中の真波さんの笑顔があったのは覚えてます。

それとみんな紫っぽい衣装をつけてて、そこで子供たちが靴を脱ぎ始めたのを皮切りにみな紫の衣装を脱ぎ、真っ白になっていったシーンがあったような。
舞台に立っている人たちの服の色が変わり、舞台そのものの雰囲気も変わるのはなかなかに壮観です。

リベルタンゴを観ていたときに「真波さんってやっぱ選ばれた人だな」と感じました。
姿が美しい。
踊りが美しい。
存在の仕方が美しい。

とにかく現実離れした素敵さでした。

あと、女性ダンサーの踊りがグリッター系の光だとすれば、真波さんは黒のスワロフスキー。
透明で上品。
元が夢の世界の住人だったからかもしれない。

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