『グランドホテル』感想

OG

梅田芸術劇場公演『グランドホテル』5月5日(木・祝)17時の回を観てきました。
この公演はGREENチームとREDチームでそれぞれキャストと結末が違いますが、私が観たのはレッドのほう。
当時を現代からみているグリーンに対し、当時の目線でみているレッド。ざっくり言えば結末が明るいほうです。

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はじまってすぐ、音楽のよさに圧倒されました。
楽曲のよさと、キャストの歌のうまさと。(一部例外を除く)
これぞミュージカル!

ストーリーもよくて感動しました。
泣くかと思った。

私は来年の月組公演の予習としてこれを観にきた部分も大きいのですが、たまちゃぴだったらカナメさんのときと違って、フェリックス・フォン・ガイゲルン男爵が主演のたまきち、ヒロインはエリザヴェータ・グルシンスカヤをちゃぴに据えるのでしょう。
たまきちは会計士をやるには死にそうになさすぎるし、ちゃぴがフレムシェンをやってもプライジングを倒せそうだから……。

草刈さんが演じたグルシンスカヤは年齢を「49才と49ヶ月」と言ってたような気がしますが、さすがに年齢設定はなんとかするのでしょう。

終演後にトークショー。
いまっちさんが司会で、トークショーメンバーにわたさんとジミーズのお二人。
(これもあって観にきたかった)

いろいろお話をされてましたが、わたるさんの「スペシャルダンサー」について、最後のほう、グリーンはいざなう感じ、レッドは捕らえる感じでやっていると。
こういうことを言われると、両パターン観たくなるよなぁぁぁぁ!(無理です)

あと、花びらは滑らないのかというと「全く滑らない!」と。
ちゃんと稽古場で検証したようです。

フレムシェンが襲われる場面、アクシデントで消え物の水がこぼれたことがあり、わたさんは「私そこで踊るんだけど!」となったけれど、花びらがちゃんと吸ってくれたそうで。
出来る花びらです。

あと、いまっちさんのマダム・ピーピーという役名は、「ピーピーというのは英語でお手洗い。清く正しく美しく申しますと、マダム・お花摘み」だそうな。
そんな意味だったんか!(;゜ロ゜)
世の中の底辺を、「生きるために生きる人物」と言ってたかな(うろ覚え)。

OGになっても「清く正しく美しく」表現するいまださんは素敵である。

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Posted by hanazononiyukigamau