惚れたというなら

星組

来年お正月からの星組大劇場公演の演目が出ました。

2019年 公演ラインアップ【宝塚大劇場、東京宝塚劇場】<2019年1月~3月・星組『霧深きエルベのほとり』『ESTRELLAS ~エストレージャス, 星たち~』>
2018/06/12

2019年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場】【東京宝塚劇場】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。   

星組公演
■主演・・・紅 ゆずる、綺咲 愛里

◆宝塚大劇場:2019年1月1日(火)~2月4日(月)
一般前売:2018年12月1日(土)
◆東京宝塚劇場:2019年2月15日(金)~3月24日(日)
一般前売:2019年1月20日(日)

Once upon a time in Takarazuka
『霧深きエルベのほとり』
作/菊田 一夫
潤色・演出/上田 久美子

エルベ河に隣接する港町を舞台に、ビア祭りの日に出逢った恋人達……情に厚く人間的魅力に溢れながらもどこか哀しみを湛えた船乗りカールと、父親との確執ゆえ家出した名家の令嬢マルギットの切ない恋を描いた『霧深きエルベのほとり』。日本を代表する劇作家であり、演劇界に多大な功績を遺した菊田一夫氏が宝塚歌劇の為に書き下ろしたこの作品は、1963年の初演以来、幾度となく再演され多くの観客の心を捉えてきました。
宝塚歌劇が105周年を迎える2019年の幕開け、この作品に惚れ込んだ上田久美子の新たな潤色・演出により、紅ゆずる率いる星組での上演が決定。生きて行くことの寂しさや切なさ、今は薄れつつある人の情けの暖かさが描かれた、宝塚歌劇が時を越えて守り伝えて行くべき珠玉の名作の再演に挑みます。

スーパー・レビュー
『ESTRELLAS ~エストレージャス, 星たち~』
作・演出/中村 暁

スペイン語で星々を意味するエストレージャス。人々の心に輝きを届ける満天の星々を星組生にたとえ、“誰もが星のように光を与えることができる”というテーマのもと、星組のエストレージャスたちが、生き生きとした歌声や躍動感溢れるダンスをお届けする作品。爽やかな高揚感を放つレビューにご期待ください。

芝居は『霧深きエルベのほとり』。
なんとなーくタイトルは聞いたことあるけど古そうな演目やなぁ、と思ったら、初演が1963年だと! 私生まれてない!!
そ、そうか、55年も前の作品をやるのか……。マジで?
ていうかなんで?

しかも潤色・演出がウエクミ!
せっかくのウエクミなのになんで新作じゃないのよ!! なんでなんで!!

と思ったら「この作品に惚れ込んだ上田久美子の新たな潤色・演出により」ときたか。

惚れ込んだんか。惚れたのなら仕方ない。仕方ない……が。
ううう……。

と、納得しきれてないのですよ私は。

だってマトモな脚本と素晴らしい日本語のセンスを見せてくる貴重な演出家・ウエクミなのに。もったいないなと思わずにいられんのです。

いやまぁ、元の作品を知らないし、実物を見たら「ありがとーーーーー!!!!」と叫びたくなるかもしれないから、いちおう期待はしておく。

ウィキであらすじを読んだ限りではほんとレトロな味わいのありそうな演目ですが、それもウエクミが好きな文楽みたいなもんだと思えば……。

(ちなみにベルばらの宝塚初演は1974年、風共の宝塚初演は1977年だそうで、それらより10年以上も古いってすごいな)

併演のショー(じゃなくてレビューか)は中村A。
わりと好き。

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Posted by hanazononiyukigamau