『龍の宮物語』感想・1

2021-01-27星組公演感想,星組

星組バウホール公演『龍の宮物語』を観てきました。
12月8日(日)11時公演の1回のみ。

とても素晴らしかったです。

作・演出は指田珠子先生。
これがバウホールデビュー作。(いうまでもなく大劇場も未登板。新公はアナワはやってた。それ以外はわかんない)
デビュー作がこんなに良くていいのか!!と思うほどのクオリティ。「ウエクミ2世」との評判も聞きましたが、そう評したくなるのもわかるような出来でした。

私は指田先生についてまったくなにも知らないのですが、歌舞伎とか文楽とか好きですかね?
2幕はじめのくらっちが、道成寺っぽいなぁと感じたもので。

言葉の使い方がきれい。
たしかにウエクミのデビュー作『月雲の皇子』を観たときのような印象を受ける。文学寄りで詩的。
それでいてくどくなく、平たい言葉も書ける。

舞台の見せ方もきれい。
メリハリあるし、絵的に美しい。

登場人物もいい。ご都合主義に感じない。
でも××さんが死んでたのはびっくりしたわぁ……。(念のためネタバレ除け?)

とにかく、素晴らしい新人演出家の誕生を祝いたい。
次回作に早くも期待してます。

どうでもいい話。
先週ふと夜叉が池に行くのを思い立ったんですが、冬季は道が封鎖されるんですよね。(すべての道が封鎖されるかはしらん)
雪で危ないから。
開通するのは6月ごろっぽいです。

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