『南太平洋』感想・5

星組

●セット使いがけっこう好きでした。

椰子の木(場面によっては光ったり回ったりもする……)と、つづら折りになった桟橋のようなもの、たまにビリスの洗濯屋があったり、軍の部屋が出てきたり。
桟橋的なものは場面によっては出演者が運んできます。お疲れ!

演出家の原田くんは、ビジュアル的な部分はけっこうきれいなのよ。

●元が海外ミュージカルだから、どうしてもワンサ扱いの人が多くなる。

男役さんがやってる海兵隊員は、メインキャストといっていい真風やさやかはいいとして、若手はまとめて出てきてまとめてしゃべって……くらいのもの。
れんたさんとメガネの子(わかんないけど、学年その他からして真月くんあたりか?)は多少目立つところをもらっていたけれど、やっぱりワンサ、モブみたいだった。

個人個人でキャラを立てようと工夫はするけど限界はある。
版権の問題その他で、勝手にセリフを増やしたりもできないだろうし……。

と書いておいてなんだが、なんせ演出が原田くんなので、本人がイチから脚本を書くよりよそからもらってきた今作品のほうが見せ場のある登場人物は多かったんじゃないかという気もするな(笑)。
あの人、過去作を見るかぎりキャラ設定できないもん。

ところで最初のほうの「女がいればこの世は天国」と女を渇望しバリ・ハイに想いをはせるナンバーで、すみれコードぶっちぎる勢いの腰つきの人がいたぞ。
腰を前後に揺らすんじゃないっ。

きちんとおぼえてないけど、みっきーかまいけるだった気はする。

●従軍看護婦の娘役たちについてもワンサ感は同様。
というか、変なことをできないぶん男役よりさらにキャラを立てにくいと思うわ。

水着シーンである浜辺のシャワールームでの「あの人を洗い流そう」のナンバーは、星娘の顔を覚えていて何度も観たらキャラ立ての違いなどを探せて楽しいだろう。
けれど、観たのは1回きりだからそこまではわからない。

全体の雰囲気が楽しかったなぁ……って、それはそれで大事なんだけどさ。

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星組

Posted by hanazononiyukigamau