『オーム・シャンティ・オーム』感想・1

星組

星組梅田芸術劇場公演『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』7月22日(土)15時の回を観てきました。梅芸初日です。
東京版は観てないのでオームはこれが初観劇にしてラストです。役替わりの感想などは言えません。

※注意:褒めてません※

DCでやってる『阿弖流為 –ATERUI–』に正直なところ「うわー、上手すぎて星組っぽくない」と思ったのですが、となるとこちらに出ているのはすごく星組っぽいメンバー。
私が星組をどう思ってるのだという話ですが、ええと、めちゃくちゃスタイルが良くて頭身バランスがとんでもなくて勢いがあって歌など全般にヤバイ……。
キレイなんですけどね! 歌ぁぁぁぁ!!!

なんせセンター近くにべにーさん、あーちゃん、カイちゃん、まおくん、ポコちゃんと歌得意なメンバーがいねぇ!
そこへインドっぽい独特の音楽(長い)がくるもんだから、「なぜこのメンバーでこのむつかしそうな歌をやった!?」と言いたくなりましたよ。
耳音痴な私の耳すらぐわんぐわんする。
それを補って余りあるほど芝居やダンスが得意なメンバーかというと……。

群舞楽しいけどね!
後ろのキレイな子をチェックするのも大好物だし。
キラキラの派手な衣装も楽しいし。

いいところはあるんだけど、歌がちと辛すぎた……。
具体的には第2幕のカイちゃんのナンバーが始まるまでは話にノリきれず。(ってほとんどじゃないか)

宝塚でボリウッドやると知ったとき「面白い目の付け所だなー」と感心したんですが、歌がうまくないとアレなもんだな、と。
その理由は歌が大きな位置を占めるからというのと、ストーリー自体はさほど……というのがある。
もっとお気楽でお気軽に楽しめるストーリーかと思ったら、第1幕ではヒロインが殺されてたり、第2幕では生まれ変わった主人公が感じ悪かったり復讐譚だったりで、スカピン的な後味の良さはない。

オーム、私には合いませんでした。

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Posted by hanazononiyukigamau