全ツ版『CRYSTAL TAKARAZUKA』感想・2
●シンデレラの場面
れいこちゃん(Mr.シンデレラ)がきらきらしすぎて面白い。
母親や兄に虐げられてるはずなのに、服も粗末なはずなのにものすごいキラキラ加減。
スターさんですわ。
梅田楽では母親役のまゆぽんが「聞いぃぃぃぃけえぇぇぇぇ」とトゥーランドットをやって大ウケ。
いい迫力だ。
初演からの高圧洗浄機ネタも引っ張ってきた。全ツだから「ないわ」って言われたけど。
みすぼらしい老人が美しい魔法使いになるところもびっくりした。
こちらも美貌とロイヤル感には定評のあるゆりやん。
この流れ、初演版で知ってたはずなのに。
老人にあげる食べ物は、初日は「タコ焼き味やで」、梅田楽は「551の肉まん」。
「551の肉まんがあるとき~」ってやってたのはCMかなにかのネタなのかな。関西人ならきっとわかるのだろう。
シンデレラくらげちゃんも可愛い。
『A-EN』思い出す。
こちらもキラキラしてて動きがきれいなの。
●『ドール・オペラ』
今回の全ツのショーにクリタカが選ばれたのは、ちゃぴのオランピアを観客にもう一度見せたいという理由だと思ってます。
本気です。
ちゃぴさんのダンス力、そして人形振りの上手さは抜群なので、これが宝塚の実力じゃぁぁぁぁ!!!と日本中に知らしめてやろうという心なのではないかと。
何年かぶりのちゃぴオランピア、やはり素晴らしかったです。
動きすごいなー。
そして可愛い。
トップ娘役も6年目、でも可憐さがある。
コッペリウス博士はからんちゃん。
スチールもコッペリウスなのね、おいしいわ。
ホフマンのたまちゃんは踊る踊る……めっちゃ踊る。
人形たちに混じって、疑われないように一緒に踊ったり、ときには戦ったり。
武闘派が似合っちゃって(笑)
たまちゃんの蹴りが重そう。
たまちゃんの長髪は昔は鬼門だった気がするんですが、トップさんになって自由にできるようになったのか、合うのが用意されるようになったのか、おかしくありませんでした。
星空の下でのデュエットダンスも大好き。
初演のときから思ってたけど、抜群にドリーミーで可愛い場面。
でもホフマンが目をそらしていい表情をしているときに、オランピアは不具合を起こしていて、最後は……というのが悲しい。
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