・メインキャストの男役4人にはそれぞれ芯をつとめる場面があります。
最初はちなつ。
ちなつを娘役2人が取り合う場面というか、ちなつはんが新しい恋人である海乃さんに心変わりし、元恋人のちゅーちゃんを袖にする。
このちなつはんが超かっこいいのですよ。
色っぽいわー。
スタイルいいわー。
ツナギの衣装が似合う。
ちなつはん演じるビッグはほんと遠慮なくちゅーちゃんを冷たくあしらうわけで、ちゅーちゃん目線でいけばすごく冷たい男なんですが、それでもかっこいいものはかっこいい。
そして「まぁ心変わりすりゃこんなもんだよな。というか、半端に優しくする優柔不断なことをしないだけかえってマシなのでは」と思えてしまう。
すげない扱いを受けていたちゅーちゃんにはまんちゃんが言い寄ってきて、最初は相手にしてなかったのが、最後には一緒に踊るようになってたのでめでたしめでたしである。
ちゅーちゃんから彼氏を奪うジャニス=海乃さんは、恋の勝者にふさわしい若い娘の傲慢さをナチュラルに感じさせていてよかった。
・続くはたまきちの場面ですが、最初はみゆとさち花が登場。
えーと、さっきスカステでこの2人は親子だみたいな話をしていたような。そうだったのか。
みゆはザ・娘役なふわっとしたかわいさで登場。
さち花は元副組長のあーちゃんがよくやってた白い女王みたいな衣装。
娘役2人の場面というのもいいものです。
異形の者、たまきちが登場。
ロミジュリの死にいくらか獣性を足したような感じでした。
ようするに妖しさは控えめで、頑張ってもなんだか健康的である。
「クレールS=たまきちがみゆを愛しすぎたあげく壊す」みたいな筋らしく、たまきちはみゆの首筋から生き血をすすってたような気がする。
(すすってたのではなくて首筋に口元を寄せてただけかもしんない)
が、いかんせんたまきちなので、「美しい乙女の生き血」というよりも野菜ジュースを飲んだような感じに近かった……。
耽美さは課題だなぁ。
バックで踊ってる男役ダンサーさんたちがかっこいいです。
・としはGIジョーの場面。明るいアメリカン。
相手役ははーちゃん。
『春の雪』でエロいことしてたコンビですが、後ろ暗さもなにもないさわやかでかわいいカップルぶり。
・最後はみやるりの場面。
ここもヒロインはみゆです。
・22人の出演者でずっとつないでいくので、きっと体力的に大変。
特にシーンを与えられてるわけではないけどいろんなシーンに衣装をとっかえひっかえ出てる星輝くんとかあーさとか夢奈くんとか。
4人それぞれの場面に全部出てるよね。
マジお疲れさまです……。
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