『NOBUNAGA<信長>』感想・2

宝塚大劇場公演『NOBUNAGA<信長> -下天の夢-』6月18日(土)11時、19日(日)11時、15時公演の感想。

●開演5分前に、観劇時の諸注意のアナウンスが流れます。
録音・録画の禁止や前のめりの注意などなど。
それをカチャ光秀とみや秀吉がコミカルにやるの。

こういうの楽しい。
『エドワード8世』のときはたしかまさおがやってたなぁ。

大野作品ならではのお楽しみといえばもう一つ、プログラムの登場人物紹介。
いつもながら読みごたえがあります。
私はこれを読むために1本早い電車に乗ったぞ(笑)。

●今作は、自分の中で「ツボらないけど楽しい作品」というところに落ち着きました。
チケットを追加したいかと言われるとよくわからんのですが、でも持ってるチケットを手放すほどのものではなく、客席に座ったら確実に楽しめる作品です。
とりあえず、3回観て3回楽しんだ。
席はS席1回、B席2回だから席の良さに左右されているわけではないはず。

私がツボらないのは、精神的にヒリヒリする場面がなかったからだと思う。
『激情』の、ホセとカルメンの互いの人格をかけての闘いみたいなところ。
あるいは『エドワード8世』の、デイヴィッド(きりやん)がチャーチル(ヒロさん)に追い詰められる場面。そういうのがほしい。

信長は、人を斬ったあとになぜかを問われ「理由か。聞いて得心するものでもあるまい」と言う。
まぁそりゃそうなんだけど、でもなぁ……! と思う。

信長は英雄として自らの道を進み、その心は他に理解されるものでもない。

愛や情、憎しみでは動かない。
人に愛されもし、憎まれもし、彼自身は――孤独なのだと思う。
それは、信長の心が誰かに向いているように見えないから。
進むべき道だけがあって、人に揺らがされることもない。

そうなると、感情移入しづらい。
これは男のロマンなのかなぁ。

信長にももちろん感情はあって、感情の揺れだって演技の中にあった、のかもしれない。いやたぶんあったのだろう。

が、まさおなのでなぁ……。
絶好調にまさお節でしゃべってたので、うん、そっちのほうが気になって、隠れた心情まではあまり伝わってこな(ry

あの独特の節回しで話してたせいか、『NOBUNAGA<信長>』のまさおの場面は歌謡ショー、他の月組子の場面はロックミュージカルのように感じました。

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