感激してからかなり日が経ってしまいました、月組大劇場公演『今夜、ロマンス劇場で』の感想です。
観たのはムラの初日明けくらい。
牧野健司=れいこちゃん
牧野健司役のれいこちゃんがきれい。
助監督やってる場合じゃない、俳優になれよ。
と言いたくなる、「君が舞台に立ったら早い」シリーズの一つです(笑)。
(「君の美貌が力になる、いっしょに来てくれハンガリーへ」の代役フランツもその一つですね)
「しもべ」と呼ばれるけどどう見ても「王子様」系です。
でもさすがのれいこちゃん、お芝居はしっかりしています。
演技で若さを出してくる。
美雪姫に振り回されていらだつところがすごく若くて好き。
丁寧な芝居でつむがれるラブシーンの一つ一つに品があり、夢の世界を見たなぁという気持ちになりました。
大蛇丸=ありちゃん
「ヌルヌル、ネチネチ」の大蛇丸ありちゃん。
指の表現でネチネチをコミカルに表現。
登場したときの存在の大きさもいいですよね。
健司の部屋の物置から出てくるところが特に好き。
なんかドヤってるよね(笑)。
なにげに手下の2人(雨霧と狭霧)に振り回されてそうなのが愛おしい。
「トート閣下」と言われているビジュアルも似合ってました。
基本的には明るいタイプに見えるけど、だから陰な役をやっても沈まずにすむのかな。
ハンサムガイ俊藤=ちなつ
爆発から生還したハンサムガイ俊藤の謎発言が好きすぎる。
爆死しかけても碧空のように広い心をもつハンサムガイ、発言が常に前向きなハンサムガイ、どこまでもハンサムガイ。
ちなつの脚が長すぎて脚を組むだけで笑いが出るのもお約束。
レッツ輪廻。 ⇐ なにかの際に使いたいセリフだ。いつだよ。
ザ・昭和の大スター感があってさすがだわ。
特徴的な言い回しも大スター感の演出にぴったりでした。
ハンサムガイのキザさがはまりすぎて、ショーのちなつにハンサムガイを感じるのが副作用ですね(笑)。
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