『Carnevale 睡夢』感想・6

ゴンドラに乗ってくるみなこが好き。

硬質で無機質な感じがぴたっとハマる。
無表情なのがゾクゾクするんだよね。
みなこの手があらゆるものを海の底から蘇らせる。
よからぬこと、禍々しいなにかの始まりを予感させる。

じんじんの役=ガンジスの乙女はどういった役回りなのだろう。
動画で見てると総踊り状態になっている中で彼女がそこからさまよい出てきているように見える。

その後キムのディアーボロと絡む。
ものすごく意味がありそうなんだけれどもう劇場へ足を運ぶ機会はないのだよな…。残念。

ロケットのエンジェルはなんだか見ていて恥ずかしかった。
衣装が特別に変なわけでも振りがとんでもないわけでもないと思うのになんで恥ずかしくなるんだろう。

「破廉恥」とか「臆面もなく」という言葉のイメージ。
だけれども具体的にどう「破廉恥」で「臆面もない」感じなのかはわからんのよね…。うむむむ。

炎の鳥=フェニーチェの水さんが登場し、舞台上のすべてを焼きつくす。

ごっつい衣装を脱いだ美少年テイストなみなこ、その手下のようなキムと対決。
ここの水みなのダンスがかっこいい。
ダイナミックだ。

あらゆるものを焼きつくす水さんの炎の鳥には力があった。

炎の鳥は悪魔が呼び覚ましたものも、悪魔自体も焼きつくす。
力のままに。

炎の鳥は相手が悪魔だから滅ぼすのではない。
相手がなにものであるかは問わない。

善なるものも悪しきものも、目の前にあるものはすべて。
善悪など炎の鳥にとっては意味をもたない。

ただ目の前になにかがあるから焼きつくした。

炎の鳥自身も魔であるかのような雰囲気だった。
悪魔を滅するけれどもかれ自身が聖なるものではない。

無邪気さと横暴さが同居するようなフェニーチェだった。まだ幼い子供の残酷さに似たものを感じる。
自らの力の大きさを、その影響力を楽しんでいるような感じすらした。

だってカルネヴァーレだから。
狂乱の祭りなんだ。


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