『BOLERO』感想・2

一番いいと思ったのはアルハンブラ宮殿風の場面でのちえのソロダンス。

ちえのダンスにはやっぱり求心力があるよ。
舞台にたった一人しかいない場面なのに一番密度が濃く感じた。

わりと生ぬるーく見ていたショーなのに、そのとき食い入るように見てしまったもの。

でもさー、それにつづく場面。

金色のぴったりした生地で肩出しでターバン。
男役もみんな。

これどうしたらいいの。
だってスタイルがモロわかり。
はっきり言えば女だってことが。

――もちろん、ジェンヌさんが全員女だってことは知ってるの。わかってんの。
男役でもそうとう胸のある人がいることくらい知ってるの。

中の人が男役でも衣装がダルマだとか鬘が女役のものだったりすればいいんだよね。
そういうのはおいしくいただける。
ええ好物ですとも。

でも舞台ってファンタジーだから。
男役は「男」としてみます、というお約束のうえに成り立ってるものだから、舞台上に「男」として存在してる限り中の人が女だってことはとりあえず横に置いておいてるの。

で、今回のように衣装ははっきりとした「女」の記号でなく、それなのに体型に「女」を感じさせられる場合、私はものすごく混乱する。
居心地が悪くなる。
見てはならんものを見た気になる。

それでもテルはまだいいんだ。
ちえに絡むテルは両性具有の天使かなにかのように思えなくもなかったから。実際はもうちょっと禍々しいものにみえたけど。

テルみたいなわっかりやすい美形でない場合や、そもそもの顔が思いっきり男役なのにやたら立派な胸のお人とかねぇ…、どうしてくれようかと。
特にほら、テルの某同期退団者とか。
外見がちえの弟みたいな人とか。

本気で脳みそが混乱しました。
決してっっ、それを見て喜んだりはっっ、断じてっっ。

ところでとよこ様はむしろ詰めているように見えたのだがー、それは前に女装した場面があった関係でしょうか。

ベニーは清々しいなと思った。
こちらの混乱度合いが少ない。

(なんだかんだガン見してたらしい自分自重)

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