・「背が高い」「足が長い」「顔がいい」と紹介されるあいみちゃん、強い。
詩人であるヘンリー・W・ロングフェロー役です。
ソロあるし、あまととの掛け合いの歌もあるし、歌の上手さを買われたような役ですね。
あいみちゃんも上手い。
ソロは聴かせるし長身で見栄えもする。
ロングフェローはさわやかな青年役。
なにげに可哀想なところもあるんだけど、敵対陣営にあって人の好さを出していた。
いつもながらお化粧は頑張れ。
・編集者・ナサニエル・P・ウィリスを演じるつんつんはきれいだったー!
芝居もうまい。
「人間誰でも嘘をつきます」と爽やかに嘘をそそのかすナサニエル。
けっこうアレな役かと思いきや、なんだかんだきちんと一人の人間として収まっている。
さわやかな顔と声音でナチュラルにえぐいことをやらせるんだけど(炎上商法よねぇ)、それなのにほんとどこまでもさわやかで悪さを感じさせないのがすごい。
これはつんつんの気品のなせる技なのか……?
普通、もうちょっとうさん臭さが出るもんだと思うんだけど、まっすぐな感じで、それでいて嘘くささもないのがすごい。
ナサニエルの中で嘘がないからなんだろう。
・エドガーが周囲から「天才かも」と評される理由が遅刻と忘れ物なのはちっさすぎて、なにかの策略かと思った。
るりはな・つんつんあたりの。(特にナサニエルさんは策士だから)
つんつんがまっきーたちを買収してみきちぐの前で「あまと天才」と持ち上げて、あまとの株を上げる策かと思ったけどたぶん違うんだろうな。
・死にかけ詩ちゃんヴァージニアをほっといてるあまとエドガー。
怖いのはわかる。
あと大切な人の死に際して詩を書いちゃうのもわかる。めちゃくちゃわかる。(やったことあるから)
でも人でなし扱いされるからお気をつけなさいね……と言いたくなるのであった。
「お気をつけなさい」と言われたところでどうにかならんのが詩人の業であるが。
それはそうとヴァージニアの死でのあまとエドガーの絶唱凄かったわ。
・女の扱いがわりと都合がいいなという印象。
脚本上、都合がいい女をちゃんと人格のある女に昇華させてるるりはなちゃんはえらい。
・紅咲さんが1幕最初のほうで実母役でソロ歌ったり、2幕初めでカゲソロ歌ったりと大活躍でしたね。
本公演ではなかなか歌が回ってこないけれど、これからくるかしら。
・まっきー=ウィリアム・バートンのパッカーンとした明るさに救われる。
基本は暗い話だからね。
・さりおの安定感よ。
・朝水パイセン、ピガールのれいこちゃんみたいやな。
衣装がそうなのかな……?(自信なし)
・エドガーさんは「君は可愛い妹みたいなもんだ」って言ってるそばから案件。
澪乃さん演じるヴァージニアの母親の「男と女が同じ部屋にいて何もないわけないんだから」が結果として当たりになっちゃってるじゃん。
ていうかローティーンに手を出すな。
もうね、おかーさん、お願いだから今すぐヴァージニアを親戚に預けて!今すぐ!ってなるわ。
・1幕終わりで「エドガー、私のこと嫌いになったの」と言い出すヴァージニアの気持ちがわからん。あんなにいきなり結婚しようとか執着みせてた男やで?
「嫌われた」と不安になる要素、ストーリー上であったか?
・バウ終演後のあまとのお手振り高速で可愛いな。
・千秋楽で礼真琴様から「やっておしまいなさい」と言付けられたらしい星組パッション。
「やっておしまいなさい」の言い回しがものすごくこっちゃんだ。
無事にバウ千秋楽を迎えられてよかった。
・今日は肉の日ではなく福の日、みなさまに幸福が舞い降りますように、と。
言うてるご本人がふくもとさん…。
あ、私が現地で観た火曜午前回は、ご挨拶の途中でスマホを鳴らしてしまった人がいて「んんー?」「あれー?」みたいなことを言ってるあまとが可愛くも、なんとなくコナン君みを感じたのでした。
スマホの電源は開演前に切りましょうね。
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