星組版『雨唄』をみたんだ
S嬢からお借りした『雨に唄えば』(星組版)を見ました。
えーと、2003年5月20日、日生劇場にて収録。
今から約6年前。
6年前なのにうまいよ?
…って、上手い人には何年前とかあまり関係ない気もします。
いやー、瞳子ちゃんウマー。ドン・ロックウッドの軽めの演技がうまい!
キザでねー、押しが強いの。
で、ちょっと意地悪。
微妙にイヤな変な外国人を生き生きと演じてる(褒めてるのか?)。
ドンはちゃんと日本人とは別のメンタリティを持ってるよ。
キャシーと出会ったときのベンチの詰め方のいやらしさが最高だった。
今さらだけど、瞳子ちゃんはほんとうに演技派。
歌もダンスも素敵だけど、やっぱり演技がいちばん好きだしすごいと思う。
役の作り込み方がすごい。
話し方、動き方、立ち方、目線…。
役によってみんな変えてくる。
キャシーと出会う前、ファンにもみくちゃにされるドンの顔がやたらツボにきます。
まとぶんは頑張ってたなぁ…。
空気読めない、歌えない踊れない演技できないの三重苦を背負ったリナ・ラモント。
キュートだった。
そして変な声でやりきってた。
あれでノドを痛めなかったのかなぁ…。今さらながら心配。
しかしリナの吹き替えがキャシー=ウメってのはどうなんだ…。
かわいいけど、ええ、かわいいけど、でも、
歌のレベルは全然上がってないっっ(今までに100万回ツッコまれているであろうツッコミ)。
それなのに。
まとぶんの怪演のおかげでいかにも吹き替えた甲斐があったかのように聞こえるというすごさ。
人間の錯覚ってすごいね☆☆
フィナーレでぶったまげたのは登場の順番。
ヒロインはキャシー=セルダンのウメだろうに、
ウメ→まとぶん→タニオカさん→瞳子ちゃん
というのはどういうことか。
ウメが若すぎて(格が低くて)ヒロインとして扱われてなかったということかー?
なんかすっきりしない。
そんな主要メンバー4人が全員現在のトップたちだというのもすごい。
まさか同時期にトップになるとは思わないよなー。
特に瞳子ちゃんとまとぶんが同時代のトップというのはたぶん予想外のことだったんじゃないかと思う。
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