ちょっと周回遅れの話題ですが、前月組トップ娘役のさくさくが慶応の大学院に進学するとの記事が産経に出てました。
(会員登録で無料で読めます)
これまでも宝塚歌劇団の退団後に大学進学する元ジェンヌさんはたくさんおられましたが、退団後まもなく大学院に進学したジェンヌさんは初めて聞いた気がする。
そうか、宝塚時代から通信制の大学に通っていたのか。そんな発想はなかった。
タカラジェンヌをやりながら高卒資格を取る人はけっこういるけれど、大学も可能なんだなぁ……。
すごいよさくら。
ていうかわけがわからないよ、さくら。
タカラジェンヌの体力と気力はとんでもないものだけど、といって、大学と両立するのはそうできることではないでしょう。
さしものさくらもトップ娘役時代は休学していたと。
大学で専攻していたのは法学部政治経済学科であるらしい。
中学のときも裁判の傍聴が趣味って言ってたもんね。
ご親類にも法律関係のかたが多いらしく、頭がいい一族なんだろうなぁ。
大学院に進学するきっかけには在団中に抱いた問題意識があったとのこと。
タカラジェンヌは普通に生きる女性より大変なことが多いだろうし、娘役には娘役ならではの大変さもある。
(男役にも特有の辛さがあるでしょうが)
「体を冷やしながら稽古をしていて」という言葉には胸が痛くなりました。
娘役はより女性らしく見せるためにボディラインの出る薄手の衣装や稽古着だもんね。
夏場はまだしも、労働環境としてはいいとは言えない。
大学院で学び「心の健康を気軽に話せる社会を作りたい」のだそう。
さくらの悩みが、新たな土壌で花開く糧となりますよう。
7
コメント