梅芸版『ポーの一族』を見たんだ・1

●元花組トップスター・みりお主演の梅田芸術劇場『ポーの一族』のライブ配信を見ました。
1月23日(土)12時公演です。
ご時世的に、大阪梅田まで出かけなくても見られるのは助かる。
劇場ならではの空気感は味わえないけど、移動時間・費用もかからないし。

配信がはじまる10分ほど前にみりおのコメント映像が入るのも嬉しかったです。
楽天とかU-NEXTとかじゃなくて、普段使わないチケットぴあのライブ配信なのでいろいろと不安になるんですよね。
でも10分前にみりおのコメントが見られれば設定はOKということ。

●梅芸版はみりおたちが退団後の外部の舞台、当然男性キャストも多く含まれます。
だから音楽とか振付とかもいくらか変わります。
男性のダンスナンバーは脚力売りなのかな?ってくらいこれでもかと跳んでましたね。ジャンプ力すごかったわ。

エドガーの影の人たち(男性)はみりおエドガーとは違う衣装になってて、顔は仮面をつけてるかたち。
女性であるみりおと同じ衣装だとどうしても性別の違いがあらわになってしまうところ、うまく着地させたなと感じました。

ウィンザー校に入ってきた生意気な転校生・エドガーを放り上げるところは
「甲子園で優勝したのかというくらい高く胴上げされる」
という噂通りでした。笑いました。

●大老ポーや老ハンナなど、ポーの一族の消滅のシーン、演出が変わって良くなりましたね。
霧にまかれて砂になるよう。
ポーツネル男爵はマントを上手く使った演出。
まさに「消失」で、バンパネラの彼らがおそれるのもわかる気がしました。

●宝塚版もだいぶ前に観たきりなので記憶があやふやではありますが、メリーベル関連がけっこう描き込まれてたかな。
ユーシス、オズワルドとの場面がちゃんとできてて、メリーベルの人生と一族に加わるまでの流れがわかりやすくなりました。

宝塚版だと、舞台上のヒロインがシーラ役のトップ娘役の仙名ちゃん、
原作での実質ヒロインがメリーベルの華ちゃん(非トップ娘役)という歪みがあり、
メリーベルにあまり尺を割けないという事情があったかと思います。

梅芸版だと、シーラとメリーベルのどちらがヒロインで、宝塚のポジション的により立てなければいけないというしがらみがない。
だから、物語に応じた舞台を作れるんですよね。
シーラのねねちゃん、メリーベルのあーちゃんはどちらも宝塚の元星組トップ娘役だし。

●元宝塚OGの人以外はあまり存じ上げないのですが、大老ポーの福井さん、すごかったです。
お名前だけはなんとなく知ってましたが、存在感があるしお歌がうまい。

清楚なジェイン役の能條さんもよかったです。
キャストが決まったときに乃木坂出身という雑な理解をしたのですが、彼女は舞台経験も豊富なのね。
どうりで舞台に立ちなれている感じがして、演技も的確なわけだ。

宝塚に限らず、舞台出身・舞台経験の豊富な役者さんは安心して観ていられます。

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