宙組版『不滅の棘』感想・４
１ヶ月以上前に観た、『不滅の棘』ＤＣ初日近くの感想の続き。
・タチアナせーこちゃんはいい女っぷり。
美人で色気があって毒っ気もあるから、こういう役がハマるハマる。
やることえぐいけどいっそ気持ちよくもあるな。欲望に素直で。
「氷のベッドで寝ているようだった」みたいなセリフは、オサエロールに比べたら愛ちゃんエロールなんてあったかいだろと言いたくなりました。
・タチアナの娘・クリスティーナ役にまいあ。
まいあもタチアナが似合いそうなイメージなんですが、若手娘役ということで若い娘の役が回ってきました。
持ち味とはちょっと違う気もするけど、それでも形にしてくるのは実力があるからですね。
クリスティーナは純真で、それゆえに狭量で、傲慢でもある。
「結婚したら、私があなたを変えてみせます」だもんなぁ。
それは愛なのか？
世界を自分の望む形に作り替えたいというだけではないのか？ と考えさせられます。
・かつての恋人・カメリアにあおいちゃん。
おおお、おばちゃんだ！
情が濃くて愛に生きてて、細かいことは考えない。
こういう人、外国にはけっこういそうだなぁ。あくまでイメージだけど。
・第２幕の最初は毎回ちがうアドリブ的な芝居だったようですね。
けっこう長い時間で楽しかった。全部観たかった。
これをいつもやってたら度胸つきそう。
星月くんと朝日奈くん、そしてちょこっと絡む掃除婦役でしぐれちゃん。
しぐれちゃんは色気のあるお姉さんだ。
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