『月雲の皇子』感想・1

月組

『月雲の皇子』5月4日11時公演を観てきました。
面白かったー!!
2回観たかったけれどサバキには出会えませんでした。残念。

ツッコミどころはあるけど別にいい。
死にまくりだけどこれも別にいい。

設定てんこ盛りでドラマがあって出演者に力があって楽しそうに生き生き演じてて歌も踊りがたくさんで舞台の色味がきれいで日本語がかなりまともで演出がかっこよくて、満足しました。
鼻息荒い感じの若手演出家のバウ、大好きです。

なにが嬉しいって、出演者に出番があるんだよ!
役があって役目があってセリフがあって、だから出演者は頑張るし、ファンは喜ぶし、知らない若手のチェックに余念がない。

まゆぽんが1場面もらい(あれはもらってたと言っていいよね?)、からんちゃんが歌い、まんちゃんが踊り、さち花が芝居で魅せ、組配属されたばかりの子にまで役がある。

当たり前なんだけどさー、若手バウってそういうのがほしいんだもの。

1幕終わりの幕間も「面白かった」「なにこれ良かった」「また観たい」の声が方々から聞こえたもの。
客席の雰囲気も熱くて良かったなぁ。

●フィナーレなし。
それでも5~10分伸びてたから、入れる時間がなかったのだろう。

客席下りもなし。

●たまきちもちなつも、1幕と2幕で時間の経過があるので2役やっているようなもの。
時間の経過とそれに伴う変化、それでいてちゃんと「本人」である。この演じ方が見事。

たまきちはこれまで癖のない、悪く言えば毒にも薬にもならない人という感じだったんだけど、今回は真ん中であるべく育てられてきた人の、王道の力を見せてくれました。
黒くなるおいしい2幕だけでなく、白い1幕でさえ。

●ちなつはビジュアルがゆうひさんのよう。
特に2幕はどこのホゲ様かと。

今作は2番手なんだけど、1.5番手というかダブル主演というか…な感じ。

木梨を追いやる穴穂というおいしい役を、彼はそれをきっちりとモノにしてくるなぁ。
真ん中の人として育てられたわけじゃないと思うんだけど、本人の持つ実力で(番手的な意味で)真ん中に近づいてきたという印象だ。

●みゆはやはり上手い。
歌も芝居もいい。

なんと言っても声がいいんだよね。ヒロイン声だと思うわ。
静かに話すシーンで声を張らなくてもちゃんとセリフが通る。

美人じゃないけれどきれいに見えた。
カツラもアクセサリーもよかった。本人の作か劇団が用意してくれたのかはわからないけど。

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Posted by hanazononiyukigamau