モンテ読了
宙組公演にそなえて、子供用の『モンテ・クリスト伯』を読み終えました。
偕成社文庫の上下巻。
文庫とはいえ、一般的に思う文庫サイズではないです。けっこうでかい。
しかも1巻あたり420ページ超えだし。
登場人物が多すぎて誰が誰やら……となるんですが、カバー裏に「おもな登場人物」が書かれている親切設計。
話は面白かったです。
脱獄のくだりはわくわくしました。
モンテ・クリスト伯(エドモン)はスカピンのパーシー以上に変装しまくりです。
モレルさん、超いい人。神父さまも。
どっちもすっしーの役ですね。
エデ(アイデ)がまさか最後にモンテ・クリスト伯と旅だつとは思わなかった。ばりばりの娘2の役ですね。
実際の舞台でどうするかはわかりませんが…。
宝塚版の主な配役と見比べると、その違いがまた面白いです。
原作ではモレル海運の社長はメルセデスの父親じゃありません。
彼の息子・マクシミリアンと検事ヴィルフォールの娘・ヴァランチーヌの恋物語もよかったんですが、配役で出てないということはここは時間的制限により割愛かな?
あと、まぁくん演じるフェルナンは貴族の御曹司じゃなく元は漁師です。
ここらへんも変えてくるのね。
文庫版ではメルセデスの乳母とか、ダングラールの母親とかは出てこなかった気がするけど、貴族社会の場面を多くするためにこういう役を設定したのかな。
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