真風サヨナラショー・1
宙組トップスター・真風涼帆氏が今日4月17日をもって宝塚大劇場を卒業ということで、『カジノ・ロワイヤル』に続いて真風涼帆サヨナラショーが行われました。
退団者は7名
改めて、『カジノ・ロワイヤル』の退団者を。
寿 つかさ（組長・76期男役）
真風 涼帆 （男役トップスター・92期）
秋音 光（96期男役）
紫藤 りゅう（96期男役）
澄風 なぎ（99期男役）
潤 花 （娘役トップスター・102期）
湖風 珀（102期男役）
すっしーが宝塚に入ったとき、まだ真風以外の退団者は生まれてなかったって感じかな……？
下級生だと宙組創設時にすら生まれてないもんね。
いやはや、すっしーは宝塚と宙組の歴史の生き証人です。
真風の経歴紹介
本公演からサヨナラショーの間にはトップスターの経歴やコメントなどが紹介されます。
衣装替えのつごうで、時間稼ぎのようなものでもありますね。
組長とはいえ、同時退団するすっしーがその任にあたるのは異例かと。いつもはそのあとも在籍する次期組長などが務めますよね。
長年の功労あるすっしーの、最後の大役といったところでしょうか。（もちろんまだ東京公演はありますが）
真風の来し方を語るすっしーの口調は……早い。
なんでそんな早口なんだ、緊張ゆえか？ と思ったんですが、バックに流れる公演画像もめちゃくちゃ早い。各シーンがすぐに次のシーンに飛んでしまう。
トップとして大劇場9作、若手時代から超路線として育ってきた真風ゆえに、語るべき公演はありあまるほどある。
それを既定の時間内に収めるための早口だったのかもしれません。
1.5倍速のようなスピードで話していても噛まず、聞き取りやすいのはさすがのタカラジェンヌというところでしょう。
そんな恐るべき経歴紹介を経ての真風サヨナラショー開幕。
なんとタイトルがあるのでした。
「ONEHEART@COSMOS PLANET」。
サヨナラショーのタイトルが組長から紹介されるのも異例ですわ。
真風サヨナラショー・セットリスト
真風のサヨナラショーはみな公演の衣装、公演のカツラをつけた華やかで「ブチあがる」ものでした。
楽しかったー！
とりあえずセットリスト、こんな感じだったかと。
1. 未来への旅路(『天は赤い河のほとり』)
2. HIGHER GROUND(『HiGH&LOW －THE PREQUEL－』)
3. 恋の街ナポリ(『Capricciosa（カプリチョーザ）!!』)
4. FWM(『FLY WITH ME（フライ ウィズ ミー）』)
5. シトラスの風(『シトラスの風』)
6. 君を描く色(『異人たちのルネサンス』)
7. オーシャンズ10(『オーシャンズ11』)
8. JUMP！(『オーシャンズ11』)
9. Capricciosa!!(『Capricciosa（カプリチョーザ）!!』)
10. 新しい人生へ(『シャーロック・ホームズ－The Game Is Afoot!－』)
11. Delicieux!(『Délicieux（デリシュー）!－甘美なる巴里－』)
12. She walks in(『アナスタシア』)
13. 愛の真実(『NEVER SAY GOODBYE』)
14. Never say goodbye(『NEVER SAY GOODBYE』)
15. One Heart(『NEVER SAY GOODBYE』)
ほとんどが宙組本公演の真風主演作からの曲。
コロナ禍もあったけれど、長く充実した宝塚人生だったなと感じました。
