月組『ベルサイユのばら』-オスカルとアンドレ編-感想・6

2021-02-13月組公演感想,月組

フィナーレの話、続き。

●ロケット。トリコロールカラーの衣装でかわいいです。

メンバーは32名なので厳然たるセンターはいないんですが、大階段を下りてくるときの最前列センターはゆーみんとあーさだった気がする。
で、1列になったときのセンターの片方はまゆぽんだったような気がする……けど、こちらはいまいち自信なし。

●ボレロ。

こちらも衣装は白・青・赤を使ったトリコロールカラー。
白が基調で青が入り、ポイント的に赤が使われてます。
女役のドレスは一見赤がないんだけど、裾をひるがえしたときに内側の赤がみえます。

最初に観たのはえりたんが男役でまさおが女役のもの。
まさおはカツラじゃなく地毛(ちょっと長い)に華やかな飾りをつけてました。

男役のえりたんが本舞台の上手袖から出て、女役のまさおが大階段の下手側から降りてきます。

で、このデュエットダンス。
はっきり言ってえらいことになってました。ダンスの技量的な意味で。

うん、祭りだからな。
まさおも男役だからドレスさばきなんて上手いわけないし、強さを出してオッケーな感じのダンスだし、役替わり大変だし…と、「ヘタでも仕方ない理由」を考えながら観ました。
ダンスの上手いヘタなんてそんなにわからないのに、それでもこれはヤバいんじゃ…とツッコミを入れずにはいられなかったよ。

最後の足踏みっぽいのは笑っていいのかどうか…。

みりおアンドレ回は、アンドレをやったみりおが女役、オスカルをやったまさおが男役で踊ります。
芝居での性別と逆転しているので軽く混乱しました。
まさちゃぴデュエダンで回によってハケる方向が違っていたのは、ボレロでまさおが登場する位置が変わるからだったんですね。

みりおはショートのカツラでした。ちょっときりやんに似てました。
そしてめちゃくちゃ美しい。

まさおの女装は硬質でとり澄ました感じだったんですが、みりおの女装は誘う表情が色っぽくてとっても強かったです。
いやー、これに誘われて落ちない男いないだろ!
(でもみりおさんはさっさと捨てそう)

デュエットダンスはえりたん回よりみりお女役バージョンのほうがよかった。

●パレードはだいたいのところは前に書いたとおり。

エトワールのあー様をバラの少女たちが囲んでるんですが、みゆと海乃さんだけはちょっと違う衣装。
というか、小公女の衣装だから少し飾りがついてるんだよね。
そのままこの2人がダブルトリオ(娘役のみ6人)のセンターに立ちます。

役替わりに応じてみなさん衣装が変わります。

特出アンドレさんがいないときは、みりおがアンドレ衣装を着て、いつもどおり歌って階段を降りてまさおを迎えます。

あ、特出アンドレさんがいるときといないときで多少パレードの銀橋の並びが変わってました。
えりたん回のときはちゃぴは下手側だったのに、まさみり回のときは上手側に並んでたような気がする。
(間違ってたらすいません)

1