宙版『ベルサイユのばら―オスカル編―』感想・2

2021-02-13宙組公演感想,宙組

1回しか観てないベルばらの感想の続き。
ろくなこと書いてませんが……。

・直近で観たタカラヅカがそこそこ歌える月組、その前が雪組シンガーを全力で揃えた感のある『心中~』だったこともあり、宙組公演はかなり耳が辛かったです……。

かいちゃんの銀橋歌は無言になりたくなるものがあったぞ。

テルもまぁくんも上手くないし、緒月も……。
それでも緒月は芝居補整っぽい感じで、なんとなく芝居の歌としては聞けるからいいんだけど。

だからみりおんが歌うとすごくほっとします。耳が復活する。
センター付近で上手い人がほんとに、ねぇ……。
それ以外も歌手があんまり使われてないし。

そして失礼ながら、宙組はビジュアル・華やかさと歌唱力が両立しないのかと。
宙組に限ったことではないのかもしんないけど。

脇には歌える人がいるんだけど、今回の公演ではろくすっぽ歌う場面がないのよねぇ。

・新曲(だったと思う)の「Pale Rose」。
アランが歌うんですが、思いっきり「パールローズ」と発音しているのが気になる。
「Pale」はどちらかといえば「ペール」に近い発音だと思うんだけど。

まさかおフランス語的発音……?(知らんけど)
でも英語だよねぇ。

 《追記》
  歌詞は、プログラム上は英語だが発音はフランス語であるとのご指摘をいただきました。
  ありがとうございました。

・小公子は和希くんなのでここだけは歌が安泰かと思ったが、想像してたよりはイマイチ。
あの子供っぽい歌が合わないのか?

・センター付近が歌がヤバいという話で、妙に笑えたのはパレード。

せーこ・うらら・れーれの並びでは「せーこちゃん頑張って! あなたが歌の砦よ!」とこぶしを握って応援したくなったし、ちー・かい・愛が揃って降りてきたときには「なにこの歌ヤバトリオ……!」と。
彼らには思いっきりコーラスがサポートに入ってました。

ありがとうWトリオのコーラス。

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