宙版『ベルサイユのばら―オスカル編―』感想・4
とりとめなく思い出し書き。
・プロローグの「バラの淑女A」うらら様は美しい。
が、ダンスに情感がないのが残念である。
腕の上げおろし一つにしても、娘役的なやわらかさや甘さがない。
(そのへん、れーれは娘役としてプロだなぁと思う)
彼女の美貌はほんとに素晴らしいので、それを「静止状態限定」にするのは勿体なさすぎるのである。
うまくなれー。
・アランがめっちゃ物わかりよく身を引いていた。
いい男っちゃいい男ですが、それでいいのかという気持ちにもなった。
・ダグー大佐はりんきら。
違和感なし。うまい。
りんきらはどんどんこういう面白い脇役路線に進んでくなー。
組替えのときは想像もしなかったぜ。
とはいえセンターを張るだけがジェンヌ道でもなし、いい脇役というのも得難いものなので頑張っていただきたい。
・退団者のうちの1人、タラが演じるのは盲目のイザベル。
イザベルに出番やセリフがそれなりにあるのは、新公ヒロインもしたことのある路線系娘役としての配慮なのか、退団する彼女へのはなむけなのか。
ただ、今回の脚本ではなぁ……。
イザベルが出てくる意味がわかんない。
特にバスティーユで舞台後方を「お兄さん」と言いながらよろよろ歩いてるのは変だった。
盲目なのはわかってるんだから誰かついててあげてよ!
・オスカルが亡くなって、天使が出てきたのにびっくりした。
オスカル編は馬車が出てこなくてこういうパターンなのか。
で、その天使。
モンチ……? にしてはでかいような……?
プログラムを見たら実羚くんでした。
観てないけど、新公アンドレの子ですね。
(あんまり「天使」って顔はしてないなぁ……)
・フィナーレの、オスカル風テルの黒燕尾は私には違和感しかおぼえなかった。
すごく据わりがわるい。
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